さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

NWEC(ヌエック)に行ってきました その1

8月29日から31日にかけて、

埼玉県武蔵嵐山(むさしらんざん)にあるNWEC(ヌエック 国立女性教育会館)にて

2019年度の男女共同参画推進フォーラムが行われ、

29日と31日に参加してきました。

えーとまずヌエックについてですが、

同じ埼玉県にあるのですが、今回初めて行ってきました!

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写真は本館と研修棟をつなぐ沿道にて(^^)

ヌエックはフォーラムを開く講堂や研修棟だけでなく、

宿泊施設やレストランも完備しているとても大きな会館でした😳✨

https://www.nwec.jp/(個人でも団体でも利用できます)

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緑もとても多く美しかったです。

なんども参加してる方いわく、ヌエックは日本の男女共同参画における「総本山」❗️だそうで、

今回のフォーラムも北は北海道から南は沖縄の方まで、

2000人規模の参加があったということでした〜!

次はあまりピンとこない方もいると思うので、男女共同参画について。

毎日の生活においては男も女も平等じゃない?って感じる方は多いかもしれません。

けれど私が所属している羽生市議会でも

市民の代表であるはずの市議会議員は16年間も男性のみで、

現在も女性議員は14人中私のみです。

また管理職における女性の数は職種によって差はありますが、平均15パーセント、

勤続年数が同じでも女性の給与は男性の7割強です。

2018年は候補者男女均等法の制定やMe Too運動、東京医大や複数の医大で女生徒の点数を低くする、という問題が起こり、

男女共同参画について一般的に問題意識が浸透した年だったとも思います。

さて、そんなヌエックでのフォーラムですが、

29日は特別講演「日本国憲法に女性の権利を〜母ベアテ・シロタ・ゴードンの願い〜」を聴いてきました。

日本国憲法の草案の際、社会保障や男女平等な理念を条文に入れることに尽力したベアテ・シロタ・ゴードン。

彼女の粘り強い活動によって日本女性が社会に参加する戦後の第一歩が築かれたと言われており、

そんなベアテさんについて、ベアテさんの娘であり法学者でもあるニコール・ゴードンさんのお話でした。

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ベアテ・シロタ・ゴードンさんは幼い頃からピアニストだった父に連れられ世界各国に住み、6カ国を読み書きできたということです。

5歳から15歳まで日本に住んでいたので、もちろん日本語にも精通し、

日本の生活や日本女性の立場を知っていたからこそ、

世界中の憲法を読む中で、理想とされるような憲法を作ろうと

現在まで支持されるいまの形になったということです。

長くなったので明日はその2に続きます!