さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

羽生の杜でのプチパントリー食材募集のお知らせ

こんにちは、さいとうです。 

今日も快晴の気持ちいいお天気でしたね。

本来なら第4日曜日の今日は、このブログでもよく紹介させていただているNPO法人「羽生の杜」さんで、子ども食堂を開催する予定でした。

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これは私もお手伝いした先月の写真で、前回は注意深く配慮しながらお弁当とお土産を渡すことができたのですが、

感染が広がる中、様々なリスク等を検討し、残念ながら今日の子ども食堂の開催は中止となりました。

外出自粛や仕事の制限が広がり、また休校により給食もないというこの状況の中でこそ求められる活動なのに、実現出来ないことに対する悔しさがあります。

そんな中で、羽生の杜で行なっている現在の活動について、代表の田村さんの言葉をご紹介します。

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新型コロナウイルス禍で全国の「子ども食堂」は中止せざるを得ないところに追いやられています。他方、これを必要とする家庭にとってこの事態はあまりにも厳しい現実と言わざるを得ません。各地の子ども食堂は代替えの手段を「お弁当渡し」や「プチ・パントリー」として応えようと知恵を絞って展開しております。私ども「羽生の杜」も5月3日にプチ・パントリーを実施する準備に取り組んでます。今日は「埼玉子ども食堂ネットワーク」を通して相当量の食材を提供いただきました。県内の給食センターやフードバンク、企業などから寄せられた大量の食材(冷凍食品、お米、お菓子など)に驚きと感謝でいっぱいでした。集荷された食材を加須、行田、羽生でシェアし各子ども食堂がそれぞれの方法で必要とされる家庭にお届けすることになります。写真は集荷した食材を配分している様子です。

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そんな訳でぜひ❗️プチパントリー開催のための食材を募集しています!

基本的には日持ちする食材、例えばレトルト食品、冷凍食品、お米や缶詰などの寄付は非常にありがたいです。

(お野菜も嬉しいのですが、その場合開催前日の持ち込みでお願いします)

個人でも、お店や企業さんでも大歓迎ですし、情報の共有もありがたいです✨

寄付に関しましては、羽生の杜か私さいとうまで、ぜひご連絡をお待ちしています(^o^)/

NPO法人 羽生の杜連絡先】

羽生市桑崎1331-2

電話&ファックス 048-538-4585

代表 田村信

携帯 090-3348-2149

メールアドレス tamura@hanyunomori.org

ホームページ http://www.hanyunomori.org/

さてそんな羽生の杜について、2月3月にインターン(→インターンの学生さんと。 - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり)に来てくれたOちゃんが羽生の杜を見学しての感想を書いてくれました😊

なぜ羽生の杜のような場所が必要なのか、大学生の素直な気持ちに胸がいっぱいになります。(以下インターンOちゃんのレポート)

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「羽生の杜」は、みんなの食堂を通じて誰もが気軽に集まり、コミュニケーションもとれる場であることが分かりました。実際に羽生の杜には広い庭があります。そこでは子ども達がのびのびと遊ぶことができます。また、高齢者の方が参加する講座などもあります。「羽生の杜」は公園や公民館のような役割をしているのです。このように、子どもから高齢の方まで、幅広い年齢層の誰もが気軽に楽しみ、参加できる場が「羽生の杜」にはあります。誰もが安心して気軽に参加できる場所だからこそ、私も時間を見つけてみんなの食堂に参加し、様々な年齢層の方と交流してみたいなと思います。
そして、ここではフードパントリーやフードドライブといった活動があることも知りました。フードパントリーとは、生活に困っている人々に食料を無料で配布するための地域の拠点というもので、フードドライブとは、家で少し余っている食料を持ち寄り、地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付することです。
私は田村さんからお話を聞くまで、フードパントリーやフードドライブのことをまったく知りませんでした。余りがちな食料ももっと有効的に利用する新しい道もあるのだとこの機会に知ることができました。そして私もこのフードドライブに積極的に参加したいなと思いました。

今後やりたいと思うのは、子ども食堂の実態について多くの人に知ってもらうために、どんな施設なのかをまず家族や友達に話して伝え、またいろんな人の意見を聞いてより良い安心して利用できる子ども食堂の形とは何か考えていきたいです。そして子ども達が1人でも安心して歩いて行ける距離に子ども食堂をつくり、子ども食堂をもっと身近なものにしていきたいです。

また生活に困っている人々が食料が欲しいと言うことが難しいことだということを知りました。なぜなら、このようなことを自ら発信することが恥ずかしいと感じているからです。このような実態は改善していくべきだと私は考えます。そのためにまず、誰もが気軽に発信することができる街をつくることが大切だと思います。そして市民もこのような実態があることを把握することが必要だと考えました。市民全体が把握すれば、生活に困っている人々が恥ずかしいと思うことや心の不安や負担も減るのではないか、食料が欲しいと言うことができるのではないか、と考えたからです。
本当に必要な人に必要なものがきちんと届けられ、市民みんなが安心して生活していけるように声かけや支援していくことも大切だと思います。市民同士でも助け合い、より良い生活を市民が安心して送れるようになるのではないかと思います。

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大変な毎日ですが、いま少しでも思いあったり助け合ったりという行為が、子どもたちにとっても前向きな社会に繋がると思います。

できることをできる場所で。子どもたちの未来のためにも一緒に踏ん張っていきましょう😊✨