こんにちは、さいとうです。
前回のブログでは県議会への傍聴の内容まで辿り着けなかったのですか…
はじめての県議会傍聴、すっごく勉強になりました‼️
県議会ホームページ→埼玉県議会
6月議会の日程としては、6月15日に始まり、6月19日から25日までが県政に対する質問、6月29日から7月1日が委員会、そして7月3日が閉会となっています。
私は29日の委員会を傍聴してきたのですが、委員会…って、中学校や高校でも、体育委員とか環境委員とか放送委員とかありましたよね^ ^
それと同じで、93名いる県議会議員はそれぞれの委員会に属し、
専門的にその分野に関する予算や条例などについて話し合っています。
埼玉県議会には、企画財政委員会、環境農林委員会、福祉保健医療委員会など8つの常任委員会(常任委員会 - 埼玉県議会)があって、
私はその中でも教育関係を専門とする文教委員会を傍聴してきました。
委員会室に入ってまずびっくり❗️ひとが多い〜!(羽生市は議員が14名で委員会は2つなので、一部屋に議員7名と執行部5.6名と計12.3人ということが多いので^^;)
文教委員会室にはざっと70名くらいいたでしょうか。
写真は奥が議員で、手前が執行部(県職員さん)となっており、真ん中には高田県教育委員長もおられました。
そして資料も分厚い‼️
内容は↑写真の通りだったのですが、中でも県の補正予算の中で、気になったことをいくつか報告いたしますね。
やはり埼玉県の教育関係の補正予算も、コロナ対応、対策のものが多く、
◯まず、羽生市でも話し合われた情報教育推進費(GIGAスクール関連)に大きな予算がついていました。
緊急時においても、子どもたちの学びを保証するため、県立学校における通信回線の整備やモバイルルーターの整備等の予算ですが、
やはり問題になったのが、それらを使う教職員への研修についてです。
教員のICTスキルで差が出ないようにしたり、生徒への定着度をしっかり把握していくため、
教員への各種研修をしっかり実施していきたいとのことでした。
◯また私が一般質問した(→常任委員会 - 埼玉県議会)子どもたちをサポートする人材配置について。
新型コロナウイルス感染症対策等に係る教職員の業務を補助するためには、やはり学習補助員さんが必要であり、
各小学校に1人、中学校に2人分の予算を県から補助するとのことでした。
◯文科省の人材バンク(これも以前のブログに記しています→小中学校再開についてのお知らせと休校中の過ごし方のアンケート - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり)から、教員の補助(児童の健康観察、感染対策、家庭との連絡サポートなど)をするスクールサポートスタッフへの予算も今年度分組まれており、配置を予定しているとのことです。
ただ、学習指導員もスクールサポートスタッフも、特別な資格は必要なく、
各自治体による採用になるということで、羽生市の積極的な広報としっかりした面接が求められます。
◯ 特別支援学校のスクールバスにおける、コロナウイルス感染リスク低減のためバスの増便が実施されます
◯ コロナウイルスの影響で修学旅行がキャンセルになった場合、保護者の負担軽減を図るため県が補助します。
◯ 県立学校の入試について、その範囲は現在検討中で、決まり次第連絡します
◯中止となった運動部活動の全国大会の代わりとして、代替の地方大会を開催する団体へ補助を実施します
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6月議会は明後日で終了となりますが、ぜひ今後も定期的に傍聴に行きたいと思います!
やはり多くの事業は、
国 →県 →市町村
とおりてくる形で実施されますが、県や国の動きをしっかり確認していくことで、
羽生市での事業をよりよく実行していくことに繋がると思います。
県議会開催中は、テレ玉で夜8時から、議会のダイジェストが放送されています。
行くのは難しい、という方、ぜひチェックしてみてくださいね(^^)