さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

要望書を提出してきました

おはようございます、羽生市議のさいとう万紀子です。

お正月三が日が過ぎたと思ったら、急に慌ただしくなってきましたね。

今日にも、埼玉県を含む一都三県に緊急事態宣言が出されようとしています。

どうにか宣言の前、市が様々なことを決定する前に、

みんなの声を届けたい、との思いから

はにゅう市民ネットとして要望書を作成し、昨日(1月6日)副市長に提出してきました。

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具体的な要望は3点で

・保育園、学童の事業継続をお願いしたい

・公園、図書館の開放とともに、公共施設での必要な事業継続をお願いしたい

・孤立や子育てに関する相談窓口を周知徹底してほしい

ということです。もちろん国や県の決定で決まることも多いですが、上記のことは市に決定権があることです。

要望書の提出とともに副市長と会談させてもらい、国の第三次補正予算では、

子育て世帯やひとり親世帯、そして経済的に影響を受けている家庭への支援にしっかり予算をつけてほしい

ともお伝えしてきました。

本来ならば、要望書にももっと様々な内容を含めたかったのですか、時間が限られていて限定的になってしまい申し訳ありません。

要望書の詳しい内容は以下の通りです。

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令和3年1月6日

 

羽生市長  河田晃明様

教育長 秋本文子様

 

                        はにゅう市民ネットワーク

 

【緊急事態宣言発令に伴う対応に関する要望書】

 

新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言が発令されようとしています。2020年4月の宣言下では、行き場を失った多くの子どもたちや保護者から悲痛な声が届きました。昨年児童相談所が対応した虐待件数は過去最多ペースとなっており、また産後うつの増加・長期化、そして若者の自殺も大きな問題となっています。さらなる感染防止と、対応にあたる職員の心身の健康管理に努めながら、弱い立場にある方々への配慮と孤立防止が重要と考えます。緊急事態宣言が発令された場合の対応として、以下の事項をご検討くださるよう要望いたします。

 

1、 医療関係者や保護者の病気等、様々な環境のご家庭があると同時に、子どもたちは安全に日常を送ることが何よりも大切です。日本小児医療学会は「小児は成人と比べ感染しにくい可能性が示唆された」、「教育・保育・療育・医療福祉施設等の閉鎖や大人(養育者)のストレスが小児の心身に影響を及ぼしている」と発表しており、子どもたちが過ごす環境をしっかり持続していく必要があることから、保育園、学童の事業継続をお願いいたします。
 

2、 前回の緊急事態宣言時には、多くの施設が閉鎖されたことにより家庭で過ごす時間が増えた結果、騒音トラブルの増加や近所から苦情を寄せられ辛かった、との声が届いています。ぜひ子どもたちの居場所を確保するため、また受験生への対応としても、公園や図書館などの施設開放をお願いいたします。また感染予防に努めたうえで、公共施設での必要な事業が継続できますよう、お願いいたします。
 

3、 孤立や子育てに関する相談窓口について市民へ周知徹底するとともに、産前・産後の母親がオンラインで相談が出来る体制の設置を望みます。
 

〈参考〉

日本小児科学会

小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY