さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和3年度3月議会その⑥ー給食の対応、市の答弁ー

こんにちは、先日10年目の3.11を迎えました。

通常通り3月議会が行われていますが、羽生市役所でも14時46分に黙祷が捧げられました。

災害の多いこの国で暮らしていくことは、様々な選択の日々だと思います。

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自分なりに考え、選びとって行動していけるよう、今後とも皆様のアドバイスやサポート等よろしくお願いいたします。

そして行動のひとつとして!

議会での一般質問のふたつめ、「給食が長く提供されなかったことへの対応について」6点を質問し、今回は市からの返答について報告していきます。

質問全文についてはこちら💁‍♀️

▶︎令和3年度3月議会その⑤ー給食提供に関する対応についてー - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

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 (さいとう)1点目 給食が2週間提供されないという措置に関して、保護者への説明は十分だったと考えているか、今後詳しい説明はあるのか

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(6月に配布された給食費に関する手紙)

→(学校教育部長)冬休み前後の2週間については、給食の日程に変更がなかったことから、教育委員会5月25日に市のホームページで周知し、その後各学校から必要に応じて通知を行った次第。教育委員会としては必要な説明は行ったと考えており、今後説明する予定はありませんが、誤解や説明不足とのご意見があったことを受け止め、情報提供に努めていく

さいとう)2点目 長期休みのみの学童利用者から、半日の日が長く続いたのに学童が利用できず困ったとの意見が寄せられた。学童との連携はどうなっていて、なぜ利用できなかったのか

→(学校教育部長)学校教育課と子育て支援課との連携不足だった、冬休みのみの利用者に対しては、臨機応変に配慮をしていく必要があったと再認識している。今後は給食を提供しない期間が長期にわたる場合、学校教育課と子育て支援課が児童や家庭の立場に立って状況を深く理解し、学童保育の利用について保護者にわかりやすく周知できるよう連携していく

さいとう)3点目 給食の提供がなければ児童が1人で留守番することになったり、保護者が仕事を休む必要があるということは容易に想像できるが、どのような理由から羽生市では今回のような判断に至ったのか

→(学校教育部長)冬休み前後の2週間の給食の提供を検討したが、

・改めて給食費を徴収する必要がある

・年末年始のため食材の仕入れ、納入に対応できる事業者が少なく献立を組むことができない

・冬休み中に行う感染症予防のための食器の洗浄および消毒作業に時間を要すること

・調理担当職員の健康観察のため

などの複合的な要因からやむを得ず提供を見送った

さいとう)4点目 行田市では1年間、加須市でも1か月間給食費の無償化が行われたが、羽生市では給食の無償提供に関しどの程度の検討がなされたのか

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→(学校教育部長羽生市では様々な子育て支援が行われていること、援助が必要な方には就学援助費により給食費は支給していること、学校給食に要する経費は児童生徒の保護者の負担という考え方から、検討の結果無償化は行わないこととした

さいとう)5点目 給食は終業式の直前、始業式の直後から給食を提供すべきと考えるが、羽生市の基本的な方針は

→(学校教育部長提供日数は185日を考えている、食材費の高騰と質の維持を考えるとこれ以上増やすのは難しい。しかし社会的な状況も踏まえながら食材費の高騰、給食の質の向上、年間給食日数の充実等を考えると、給食費の値上げもひとつの案として検討していく必要があると考えてる

さいとう)6点目 今回の羽生市の対応に疑問が残る、給食費の無償化や保護者の声をより反映する体制づくりの必要性を感じるが、羽生市の考えは

→(学校教育部長給食費の無償化については考えていない。保護者の声を反映する体制づくりはもうできており、今後もよりよい給食の提供に努めていく

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とここまで学校教育部長とやりとりをしましたが、やはり納得できない点が多く、以下のような再質問をしました。

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さいとう)加須でも行田でも久喜でも通常通りの給食提供が行われており、残念ながら給食提供についてないがしろにされているように感じる。

日数に関しては、これまで羽生市は県内でも提供日が多く195日前後あったが、それが185日と10日間も減らされることは納得できない。市の予算を出して日数を維持できないのか、

子どもたちの食の保証は社会や行政の責任でもある

と考えるが、市長の考えは?

→(秋本教育長羽生市はすべての小中学校がコミュニティスクールとなっており、学校ごとに対面する課題が違う。今後とも学校単位で課題に対応していく

→(河田市長)子どもの食に関しては親が責任を持つことではあるが、なんとかしなければいけないとも感じる。市が手を差し伸べて教育や食の環境わ、整えたい。

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ということでした。

うーーーーん、説明責任や無償化に関してもですが、それどころか給食提供の日数が10日間も減ってしまうことが大ショックです😂😂😂

このことに関しては、私も今後ともしっかり情報を発信していきますので、

ぜひ保護者の皆さんにも様々な声やご意見を、学校や教育委員会へ届けてほしいと思います。

またはにゅう市民ネットでは、気軽にまちづくりや学校についておしゃべりする「わくわくカフェ」を開催しますので、

ぜひご意見を聞かせてくださいね^ ^

3月議会&報告はまだ続きます❗️


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