こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。
今日は午前中は議会改革特別委員会があり、市議会の「出産規定」についても議題にのぼりました。
出産規定は、地方議員が出産前後に休める産休期間を「産前6週、産後8週」と議会運営のルールに明記することで、女性議員を増やそうとする流れの中で妊娠や出産と議員活動の両立を支援するために、現在多くの自治体で検討されています。
日本では未だ女性の首相が誕生したことないし、そもそも内閣にも管理職にも女性が少ないし、2018年の医学部の女性差別問題とか、ジェンダーギャップ指数が世界156カ国中120位とか、羽生市議会でも14人中女性議員は私ひとりとか、
残念ながら日本は男女共同参画に関して非常ーーに遅れているわけですが、
先人たちの努力や社会の変化のなかで、今日の出産規定に関しても、いままさに議会や政治の現場で変革が起こっている!!ということをダイレクトに実感できる日々でもあります。
さてそんな中で、先日4月10日は女性参政権75周年を記念するオンライントークイベントに参加しました。
「増やそう!女性議員」という副題がついていて、伊藤たかえ議員(国民民主)、尾辻かな子議員(立憲)、木村やよい議員(自民)、佐々木さやか議員(公明)、吉良よし子議員(共産)、永野ひろ子議員(豊島区議会)のトークセッション(司会は安藤優子キャスター!)はすごく見応えがあって勉強にもなったのですが、
やはり国会でも地方(都道府県や市町村)でもとにかく女性議員が少ない(>_<)
のは、やはりそもそも候補者も少なくて、立候補には色んな壁(家庭との両立や経済的な負担の大きさ←そもそも女性は男性より賃金が低い、周囲の理解の難しさ)もありますし、
周りにロールモデル(お手本)がいないというのも残念ながら大きいと思います。
けれどやっぱり、自分が市議会議員になって、特に市議会は自分の暮らしとすっごく近くで、例えば給食の食材や日数のこととか、通学路の安全のこととか、学校の環境とか、男性育休のこととか、公園の遊具や飲んでる水のこととか、ゴミの処理方法とか、
まさに『生活って政治だな』と自分自身実感する事がすごく多いし、女性の視点がもっと必要だと強く感じるので、
なるたけ多くの方が立候補できる環境が整うよう、努力していかなければと思います!
このイベントは若い活動家の方もたくさん参加されていて、すごーく未来を感じ明るい気持ちになりました^ ^
あといいなと思ったのが子どもの声!
何かというと、トークセッションはオンラインだったので、女性議員の皆さんはご自宅からの参加が多かったんですね、
そしたら参加されてる議員さんの後ろから(別の部屋から?)赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて、すっごく素敵だな、これが日常だもんなと実感したんです。
ちなみに私も、次男を膝に乗せてパソコンを見ていました笑
だって子どもがいるのが私たちの日常で、子どもなしには未来なんてあり得ないし、子どもたちを身近に感じている目線こそがこれから必要だと思うのです。
たくさんの方に政治や立候補についても考えてほしいし、
ジェンダーギャップや、これまでの当たり前を疑ったり、無意識の偏見はないかとか、男だからとか女だからとか、子どもたちにそういう伝え方してないかとか、
ぜひご自分の暮らしの中から未来を変える取り組みを考えてもらえたらな思います。
立候補についてご興味ある方、お気軽にご連絡くださいねーー❤︎
齋藤万紀子 makikosaito@outlook.jp
追記 2021.4.16
女性参政権75周年記念イベントのトークセッションがオンライン配信されています!
ぜひ見てみてくださいね^ ^