こんにちは、さいとう万紀子です。暑さで有名な熊谷市と館林市のすぐそばにある羽生市。台風による大きな被害はなかったものの、今日はものすごい暑さとなっております!
(雲ひとつない青空でした!)
また連日、コロナウイルス感染拡大に関する報道が多く取り上げられており、羽生市でも陽性者が増加傾向となり、不安な方もいらっしゃると思います。
感染予防や業務体制に関して市の動向をしっかり把握していくと同時に、議員として必要な情報を市民の皆さまへしっかりお伝えしていきたいと考えていますが、
同時に日々の暮らしの問題や不安はコロナだけではないので、市民ネットやわたし自身で取り組むべきと考えていることにしっかり取り組み、またそちらについてもこれまで通りしっかり報告していきます^ ^
さて前置きが少し長くなりましたが、今日は医療的ケア児の保護者の方にお話しを伺ってきました。
医療的ケア児とは、人工呼吸器や痰の吸引などの医療的ケアが日常生活に不可欠な未成年者のことを言いますが、
医療技術の進歩などもあり、ここ10年で医療的ケア児の人数は倍増しましたが、日常生活における医療的ケアは基本的に家族が担うため、
その支援体制はまだまだ不十分で、かつ地域差も大きく、家族への大きな負担が問題となっていました。
みなさま『医療的ケア児支援法』が成立したことををご存知でしょうか?
2021年6月の国会で成立し、9月に施行予定のこの法律は、医療的ケアのある子どもたちの日常生活を社会全体で支えることを基本理念とし、その支援の責務が国や自治体にあると明記された待望の法律です!
▶︎「医療的ケア児」支援する法律が成立 秋にも施行へ | NHKニュース
今日お話を聞いた保護者の方によると、やはり医療的ケアがあることで地域の保育園への入所を断られてしまったり、ご近所との交流が難しかったり、また出かける場所も非常に制限されていたり、情報にたどり着くのが難しかったり、と様々なご苦労を伺いました。
私自身、議会への立候補は家族の突然の病気があり、これまで当たり前と思っていた「日常」から飛び出したときの、予想もしていなかった困難から、『いざというとき支え合えるまちづくりをしたい』という思いからでした。
思いもよらなかったコロナ禍が起こり、私たちの日常は大きく変化していますが、
コロナ禍のいまだからこそ、これまでの日常はずっと続く当たり前のことではない、と実感された方も多いと思います。
「当たり前」以外のことに心を寄せて、みんなで支えあうことのできる体制や支援制度について、しっかり考え取り組んでいけたらと思います!