さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

羽生市の決算あれこれ〈令和3年度9月議会②〉

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。今日は久しぶりのお天気でしたし、気合を入れて一般質問を行なってきました!

傍聴や中継などで応援してくださった皆様、どうもありがとうございました✨✨こちらについても今後しっかり報告していきたいのですが、今日は8日に行われた決算質疑について記していきたいと思います^ ^

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さて決算とは、羽生市が昨年どんなことに、どんなふうに、どのくらいのお金をつかったのか、羽生市の1年間の活動の記録を決算書を通して確認していく作業で、分厚い予算書と決算書を確認しながら、気になる点を8日の質疑で確認してきました。

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ちなみに市町村と市役所と議員の仕事とその関係についてはこちらにまとめてあるので、よろしければご覧ください^ ^

▶︎まちづくりのお仕事! - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

さて私がした質問は、職員研修事業費について、女性相談について、就農支援について、ゴミ処理費用について、適応指導教室について、GIGAスクール構想について、羽生市の民生費について、羽生市の繰出金についての8点です。

それぞれ市役所からの答えとともにご報告していきます!

(1点目さいとう)職員研修事業に関し、決算額は83万1535円で予算額184万6千円の半分以下となっています。開催されなかった、または出席しなかった研修内容と、またその対象者について伺います。

→(総務部長)全職員対象の研修をオンラインとし、また委託の入札結果で予算が予定より下回った、開催できなかった研修は人権問題研修と男女共同参画研修である

→(さいとう)専門性を身につけるため、また高いモチベーションを維持するため、そして社会の変化に対応していくためにも、質の高い職員研修の必要性を感じます。特に若い職員さんには、しっかり俯瞰的にまちづくりについて考えてもらえるような研修をしっかり行ってもらいたいと思います。

 

(2点目さいとう)男女共同参画費 女性相談業務委託に関し、女性相談の件数と相談内容、支援に繋がった割合をお聞きします。またコロナ禍においては、仕事を失った非正規労働者は女性が多く、DVの増加や女性の自殺者数の増加が社会的な問題になっていますが、羽生市においてはこれまでと相談内容の差などはあったのかお尋ねします。

→(総務部長)今年の女性相談は222件でのべ122人、昨年より10件増えた。相談内容で多かった順で別居・離婚について、子ども・子育てについて、そしてDVについてで、弁護士を紹介したり関係課に繋いだりなどの支援を行った。DV相談は21件だった。

→(さいとう)延べ数としてもDV相談21件ということで、コロナ禍で潜在的にはもっと多くの事案があると思います。さらに相談先を周知し、しっかり対応してほしいです。

 

(3点目さいとう)新規就農支援事業 就農研修生奨励金150万円と青年就農給付金 48万5170円に関し、申請者の人数と選考基準、また事業費の内訳、具体的な支援内容、また羽生市にとってのこの事業の成果についてお伺いします。

→(環境経済部長)就農研修生奨励金は市内で営農を目指し農業支援塾の入塾生向けのもので申請は1件、青年就農給付金は45歳以下で市内で新規就農直後のサポートとして行っており、こちらも1件申請があった。高齢化が進むなかで、若者の就農を後押しを成果と考えている

 

(4点目さいとう)ごみの収集及び処理の状況に関し、令和元年度に比べ可燃ごみは約100t、不燃ごみは約200t増加しています。ごみが増加した要因と、削減のために行った対策、また住民1人当たりの1日のごみ排出量とその処理にかかる経費についてお聞きします。また事業系ごみの削減のために行った対策と、羽生市のリサイクル率も合わせてお尋ねします。

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→(経済環境部長)削減のために分別、資源化の啓発を行なっている。ゴミ排出量は市民1人あたり1日988グラムで、その処理には1日39.5円掛かっている。事業系ごみは10キロ120円の手数料で引き取っているが、昨年は3140トンの処理で1億2560万の費用がかかっており、手数料の見直しを考えていく

(さいとう)詳しくはこちら▶︎ゴミ処理の費用はなんと…‼️令和3年度9月議会① - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

 

(5点目さいとう)学校に通うことが難しい生徒が通う適応指導教室相談事業に関し、令和元年度は運営費383万円でうち学習教材費など8万円ということでしたが、令和2年度の運営費とその内訳、また適応指導教室に通った児童生徒数と活動内容、指導員の人数、適応指導教室の成果はどのように考えているのかお伺いします。

→(学校教育部長)運営費は451万円でうち人件費が445万円、教材などの消耗品費が6万円、指導員は所長1名と指導員が3名いる。昨年は小学生2名と中学生4名が通っており、うち小学生ひとり、中学生2人が学校へ復帰した

→(さいとう)学校復帰へのプロセスと学校との連絡方法は?

→(学校教育部長)子どもや学校と面談を行い、また担任も訪問や進路指導、また行事への声掛けなどを行った

→(さいとう)もちろん学校復帰も大切だが、子どもたちが安心して過ごせる場所としても大きな意味があるので、しっかり運営してほしいです!

 

(6点目さいとう)GIGAスクール整備事業について4億855万7545円の決算となっていますが、事業はどの程度進んでいるのか進捗状況と今後のスケジュールについて、また教育委員会と小中学校の連携はどのように行われているのかお伺いします。

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→(学校教育部長)インターネット通信環境設備は昨年11月、Wi-Fiルーターを1月、ウェブカメラを2月、タブレットと大型テレビを3月に配備した。GIGAスクールに関し昨年度は準備研究期間で、今年は各クラスで毎日活用することを目標としている。連携については主事が各学校と協力し情報共有しており、またGIGAスクールサポーター2名とICT支援員3名も各学校を巡回している

→(さいとう)コロナ禍の現在、いざと言うときに活用できる体制は整っているのか?

→(学校教育部長)ハード面の体制は整っており、特に今月はGIGAスクール強化月間としていつでも活用できるように準備していく、また分散登校中に利用するためのガイドラインも作成していく

 

以上が決算書を確認しながらの質疑と答弁となりました。詳しいやりとりは、今後議会動画も見られるようになりますので、そちらで確認していただけるとうれしいです。

また7点目、8点目は現在の羽生市の財政状況に関して、民生費と繰出金に注目して質問しました。

少子高齢化が進み、羽生市でも人口が減少しています。医療費や福祉費などが年々拡大していくことで、羽生市の財政も厳しい状況が続いています。

自分たちの暮らしに関しては、税金を払って終わりではなく、できることは自分たちで取り組み(自治会活動や学校活動、ゴミを減らすことも!)、積極的に〈まちづくり〉に関わることこそが〈みんなが暮らしやすいまち〉となる1番の近道だと思います。

ぜひ今後も楽しみながらまちづくりに一緒に取り組んでいけると嬉しいです!


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