おはようございます、小1小4男児を子育て中の羽生市議会議員、さいとう万紀子です。
コロナ感染拡大に伴い、オンライン学習の重要性が高まってきています。羽生市では昨年11月に全小中学校でインターネットの環境設備の工事が行われ、今年3月に1人1台のタブレットが納入、ほかにもウェブカメラや大型テレビなど、GIGAスクール構想(※)のための基本整備は整っています。
我が家の子どもたちに聞きますと、ほぼ毎日タブレットを使った授業やドリルをしていて、先日小1の次男は、授業で捕まえて観察したというバッタの写真をタブレットで見せてくれました^ ^
しかし、学校ではタブレットが日常的に使われるようになったけど、実際自宅で使うとなったらどうなのか?
一方的に中継を見るだけでなく、両方向の「学習」はどのように行われるのか?
児童がタブレットを持ち帰り、自宅で接続テストを行うということで、井泉小で先生方の様子を見学させていただきました!
オンライン学習、と一言で言ってもインターネットの接続状況含め、カメラが映らないとか、声が聞こえないとか、色んなトラブルも考えられます。
テストを行った井泉小では、Googleミーティングを利用して、低学年はタブレットを使う上でのルール(寝転んで使わない、画面から目を離すなど)や、マイクのオンオフのやり方、手の挙げ方などを学んでいました。
中学年はルールはもちろん、さらに進んでみんなでクイズをしたり、高学年は先生と資料を共有して課題を行う、また文字入力を行う、という所まで進んでおり、2回目となる今回のテストは、前回よりも随分スムーズになったとのことでした。
昨年度のような長期の休校や、様々な理由から学校へ行くことが難しい児童生徒のために、オンライン学習は重要なことだと思います。
しかし同時に、昨日9月21日の埼玉新聞には、感染症拡大防止のために行なっている久喜市のハイブリッド授業に関し「家では集中力続かない」「仕事はなるべく自宅に変更して付かず離れず見ている」「保護者への負担が大きい」との記事が掲載されていたり、
また現在オンライン学習を行っても「出席停止」扱いで出席とはならない、という文部科学省の方針もあります。
まだまだ始まったばかりのオンライン学習、先生方は毎日の授業や感染予防対策に加え、オンライン学習の準備をされています。
ぜひ保護者の方にも協力していただき、いざというとき学びを補償する、学びを止めない体制をみんなで整えていくことが大切です。
見学させていただいた井泉小学校の先生方、どうもありがとうございました✨✨✨
※同じ羽生市内でも、学校やクラスによって進み方は違います。気になることがありましたら、ぜひ学校に確認してみてくださいね。
※GIGAスクール構想とは、ICT技術の社会への浸透に伴った変化を受けて、小中高等学校などの教育現場で児童・生徒各自がパソコンやタブレットといったICT端末を活用できるようにする文部科学省が推進する取り組み。「GIGA」は「Global and Innovation Gateway forAll(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)」を意味します