さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和3年度12月議会その②ー職員さんの手当引き下げに反対しましたー

こんにちは、羽生市議会議員さいとう万紀子です。12月議会が始まりました!今回は市長からの議案が25本も提出されており、早速初日に8本の議案について質疑と採決が行われました。

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議員の役割として、市長が提出した議案に対する議決権がありますが、基本的に賛成か反対かを問う採決は議会の最終日となります。

けれど急を要する議案に関しては、採決が初日に行われることもあり、昨日はワクチン関連予算など8本の採決があり、8本全てが可決されました。

けれど私は議案の一部、一般職員さんの期末手当を引き下げることに関しては反対しました。

コロナ禍で経済状況が悪化する中、市議会議員、市特別職(市長、副市長、教育長)、一般職員の期末手当を0.15ヶ月分引き下げる、という国の人事院勧告(社会一般の情勢に合わせた給与であるべく、公務員の給与水準を民間企業従業員の給与水準と均衡させることを基本にする)に従った議案で、市議会議員と特別職の引き下げには賛成しました。

けれど国家公務員の期末手当の引き下げは今回行われず、来年の夏に先送りされることが決定しており、また埼玉県内で、羽生市と同じように12月に引き下げを行う予定の自治体は31市町村、行わない自治体は27市町村とその判断は分かれています。

議員と特別職より少ない一般職員の期末手当を、0.15ヶ月分という同じ割合でいま引き下げることは本当に適当なのか?

市が手当を引き下げることで、民間企業への影響(同じような引き下げが起こるのでは)も考えられるし、消費の抑制につながることも予想されます。また平均で5万円の手当が減額されることで、コロナ禍で懸命に取り組んでいる職員さんのモチベーションを考えると、引き下げに賛成することはできませんでした。

結果として賛成多数で可決となりましたが、まちづくりの要である職員さんの働く環境について、今後もしっかり考え取り組んでいきたいと思います。

さて今後は、2日の午前中に行われる議案質疑、3日に行われる一般質問、そして最終日19日に行われる意見書提出を予定しています。ぜひ応援よろしくお願いします^ ^

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