さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和3年度12月議会その③ー農家支援に関する質疑ー

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。12月定例議会が始まっています、今日は議案質疑が行われました。

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さて、羽生市は市内の面積の4割以上を田んぼが占めている肥沃な田園地帯で、県内でも屈指の米どころ、子どもたちも(私も)田んぼに大変親しんでおります。

しかし、新型コロナウイルス拡大に伴う外食を中心とした米需要の減少などで全国的に米価が大きく下落、市内でも「農家を続けられない」という声も聞かれています。

▶︎外食停滞で全国的に米価下落…コメ農家は経営危機 「今年は黒字の農家いないのではないか」(福井新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース

と言うと、農家さんだけの問題かと思うかもしれませんが、全くそうではありません❗️農家さんが田んぼを管理してくれていることで、

田んぼは自然のダムとして洪水や土壌の流出を防いでくれていたり(水害防止)、

田んぼに水があることで蒸発と蒸散により気温を調節したり(夏のクーラー作用)、

またトンボやアメンボ、カエル、メダカ、イモリなど様々な生き物が田んぼに住むことで、豊かな生態系が保たれており、

もし水田がなくなってしまったら、こうした生態系は崩れ、人間の生活にも大きな影響を及ぼすかもしれません❗️

ということで、この米価下落問題は農家さんだけでなく私たちみんなに大きく関係する問題です。

そこで羽生市では、米価下落の影響を受けた稲作農家に対し、来年の作付けにおける種苗用相当額を給付する提案があり、今日の議会で詳しく農家への支援について確認してきましたので、以下報告いたします。

羽生市稲作経営次期作支援交付金について(案)

〈対象者(下記全てに該当)〉

・市内に住所、または事業所を有する農家

・令和3年度の経営耕作面積30アール以上で10アール以上の主食用米を作付けしていた農家(令和3年度分営農計画書により算定)

〈交付対象面積〉

営農計画書に記載のある「生産の目安」の面積、または「主食用米作付面積」のどちらか小さい方

〈補助額〉 3500円/10アール

〈通知〉 12月の中旬に、すべての対象者に通知を郵送予定。また、この交付金に関するチラシを市役所農政課やJAほくさいの窓口にも設置予定

〈申請方法〉 郵送、または市役所農政課または各公民館でも受付予定

〈申請締め切り〉 来年1月31日

〈支払い予定〉 来年2月から3月の予定

ということです。議会では農政課を含む経済環境部長が羽生市において米作りをしっかり守っていくという気持ちがある」との答弁もありました。

羽生市のお米、田んぼの環境をしっかり守っていけるよう、しっかり支援するとともに、ぜひ皆さんにも、羽生市の美味しいお米をたくさん食べてほしいなと思います^ ^✨✨