さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

デジタル教科書を使った授業の見学に行ってきました

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。あっという間に6月、爽やかなお天気の中、午前中はデジタル教科書を使った授業を見学しに、須影小学校にいってきました^ ^

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デジタル教科書……って皆さまご存知でしょうか?羽生市でもICT(情報通信技術)教育が進められ、昨年から児童生徒に1人1台のタブレット端末が導入。我が家でもコロナ禍で子どもたちがタブレットを持ち帰ったり、学級閉鎖のときはオンライン学習をしたりしていました。

タブレットはなんとなく身近になってきていますが、デジタル教科書に関しては、羽生市で予算が組まれたり、名前は聞いたことあっても、どんなものなのか、どんな風に利用されているのか中々想像がつきません…🤔

ということで、市内でも平成26年からタブレットが導入されている須影小学校に視察をお願いし、英語の授業の見学をさせていただきました!

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クラスに入るとみんな元気!大きな声で挨拶をしてくれました^ ^ 早速授業が開始され、英語でのいくつかのやりとりが終わると、すぐ先生の「Open your tablet!」の指示で、みんなタブレットを開きます。何かと思ったら、タブレット上での小テスト。その場ですぐ回答も分かるそうで(タブレットに表示される)、定期的に行なっているそうです。

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そして流れるように、デジタル教科書が登場!赤丸で囲んであるパソコンと連動し、デジタル教科書がモニターに映し出されました。子どもたちも慣れた様子で、自分の紙の教科書を開きながらモニターの教科書を確認しています。

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今日の授業は英語での「誕生日の聞き方」を習います。ALTの先生もデジタル教科書をモニターに映し出し、子どもたちに説明します。

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次はモニターで動画が始まりました。これまでは紙の教科書に書いてある英語を、教室の先生がその場で読んでくれていましたが、モニターからはデジタル教科書のネイティブによる音声が流れます。

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音声を聞きながら先生が説明し、問題を解いていきます。たくさん手もあがり、楽しい雰囲気のなか今日の授業は終了となりました。

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デジタル教科書に関しては、視力の低下や紙離れ、思考力低下への懸念など、様々な問題も提議されており、また授業中にYouTubeを見る児童生徒や、フィルタリングを外すという報告も全国からあがっています。

しかし同時に子どもたちの興味関心を高めたり、先生方の働き方改革につながったりと、明らかな効果も出てきているICT教育。

検証はまだまだこれからであり、校長先生もネットモラルも同時に学ぶことが必要とおっしゃっていて、私自身も保護者や大人が子どもたちの教育環境に関心を持ち、学校と協力しながらしっかり見守っていくことが大切だと感じました。

まずはぜひ身近なお子さんに、デジタル教科書やタブレット学習について話しを聞いてみてくださいね^ ^

見学を受け入れてくださった須影小学校の先生方、調整してくださった羽生市教育委員会の皆さま、どうもありがとうございました✨