さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和4年6月議会その5ー投票率向上の取り組みー

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。7月10日が参院選となっていますが、みなさまもう投票には行かれたでしょうか?

羽生市で5月に行われた市長選挙投票率が過去最低(47%)となってしまいました…選挙割や公開質問など、市民ネットとしてがんばって取り組んだのですが残念です😭 しかし大切なのは、これからどうするか!ということで、6月議会では「投票率向上のための取り組み」について一般質問しました!

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投票しやすい環境とは?選挙や候補者を知ってもらうための取り組みは?選挙の意義とは?子どもや若者と一緒に未来を考えるためには?などなど、私のアツい気持ちを盛り込みすぎの文章となっていますが、読んでいただけると嬉しいです^ ^

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1項目目は投票率向上の取り組み」について伺います。5月29日に羽生市長選挙、市議会議員補欠選挙が執り行われました。市長選挙は8年ぶりであったにも関わらず、投票率は47%台と過去最低の数字となり、残念ながら地域住民の半分以上が選挙権を行使していない状況に、市議会議員として大きな反省と強い危機感を感じています。議会としても、議会改革特別委員会を通じ、多様な人材が議会で活動できるための制度改正を進め、中学生への出張授業などを考えている状況ではありますが、まちづくりにおける議会の役割の周知など、さらなる取り組みの必要性を痛感しています。投票率に関しては、まち全体の問題として考えていく必要がありますが、行政として、この投票率の低さに関しどのような問題意識を持ち、また過去最低となったことに対する検証はどのように行っていくおつもりなのか、1点目として伺います。

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2点目は投票しやすい環境の整備について伺います。近年、全国的に投票率の低下傾向が続き、総務省は選挙権年齢の引き下げや共通投票所の創設、期日前投票所の投票時間の弾力化など、公職選挙法を改正、投票の環境整備を図っています。羽生市におきましても、令和3年に発表された市民意識調査報告書では、投票率の低い理由として「有権者の政治への無関心」「投票しても政治はよくならないと思うため」「有権者の政治への不満不信の表れ」などが上位の理由となっており、議員として反省の気持ちも大きい所ではありますが、同時に投票率を上げるための方法として、トップに「自宅での投票や郵便投票ができるようにする」、3位に「市内のどの投票所でも投票できるようにする」など、投票しやすい環境の整備を求めていることが分かります。そこで現在1か所のみ期日前投票所の増設、また共通投票所の設置について伺います。共通投票所とは、選挙当日、既存の投票区ごとの投票所とはべつに、いずれの投票区の選挙人も投票できる場所のことで、バリアフリー施設に設置することで、歩行困難な高齢者等の投票機会に繋がると、総務省も積極的な設置を推奨しています。現在羽生市で投票所として利用されている公民館や集会所の多くは、出入り口に段差があったり、駐車場が狭いなどの課題があり、視覚障害聴覚障害などがある方への配慮なども含め、羽生市バリアフリーへの対応と、投票しやすい環境整備について羽生市の考えをお聞きかせください
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3点目は参画の呼びかけについて伺います。今回の市長選挙、市議会議員補欠選挙においての選挙管理委員会による啓発は、新聞折り込みチラシ、防災無線やメール配信、公用車におけるマグネットシート、羽生駅における横断幕等、と聞いておりますが、非常に残念ながら啓発が十分だったとは言い難い結果でした。 公職選挙法第6条では、選挙管理委員会「選挙が公明かつ適正に行われるように常にあらゆる機会を通じて選挙人の政治常識の向上に努めなければならない」と規定し「常時啓発」が責務とされています。今後の啓発活動や、他団体との連携について伺います。
また特に、子どもたちを含めた若い世代への取り組みや参画の呼びかけが重要ですが、10代の投票率が日本一の山形県では、県の全ての審議会に若者枠が設置され、高校生が「1日選挙管理高校生委員長」になる取り組み、1年間かけて自分たちで予算を決める少年議会など、様々な取り組みを行っているそうです。若い人が地域の問題を自分事として体験し、社会とのつながりを感じるための環境を提供することは、大人の役割ではありますが、若者はどんなことに関心があるのか、どのようにしたら投票へ行くのか、残念ながら若者でない私たちには分かりません。そこでぜひ、投票率をあげるための方法を若者に直接聞く機会を設けることはいかがでしょうか。「市民が主役のまちづくり」を掲げる羽生市にとって、若者は未来そのもの、羽生市まちづくり自治基本条例に則った提案であり、ぜひ今回の選挙について若い人たちでプロジェクトを組み、投票率向上のため若者ならではの考えを取り入れていくことが必要ではないしょうか。また立会人に20代以下の若者を登録制にする取り組みや、「こども投票所」をつくり親子で選挙への関心を高めてもらう取り組み、また選挙当日の無線を子どもたちに行ってもらう取り組みなど、先進事例に学びながら、子どもや若者に向けた今後の羽生市の今後の取り組みについてお伺いします。

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最後4点目として、目標値をお伺いします。H30の保泉議員の投票率に関する一般質問の答弁として、河田市長は「選挙は単に政治家を選ぶためだけのものではなく、市の発展や自分たちの幸せにつながる政策を実行してくれる人を選ぶものであり、民主主義の根幹をなすものであります」と答弁されています。正にその通りであり、行政として、議会として、大人として、しっかり投票環境を整え、特に若い世代へ確実に伝えていくことが命題であると考えます。今回の低い投票率を受け、投票率向上の取り組みを行うことは必須でありますが、確実に成果が出るよう取り組んでいくことが求められます。そこで、来年の統一地方選、そして5年後、10年後の選挙の投票率の目標値をお伺いし、以上一項目目の一般質問といたします。

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以上読んでいただき、どうもありがとうございました😊✨さて、アツすぎるさいとうの一般質問に対する、羽生市の答えは?次回報告していきまーす!

みなさん、参議院選挙の投票に行きましょーーう!!

 

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