こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。羽生市の小中学校は今日が1学期の終業式、明日から夏休みが開始となります。
(今朝の子どもたちの登校の様子)
我が家の小学生の子どもたちも、既に引き出しや荷物とともに、学習パソコンも持ち帰ってきました。今回のブログは、6月議会で取り組んだ「羽生市におけるICT教育の現状と課題」の報告となりますが、子どもたちが、保護者が、夏休みにどうやって学習パソコンと向き合っていくべきか?を考える上でも、なにかの参考になればと思います!確認した内容の詳細はこちらから。
▶︎令和4年度6月議会その7ー羽生市におけるICT教育の現状ー - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり
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1)現在の学習用パソコンやデジタル教科書の利用状況について
(さいとう)平均的な利用頻度は?
(学校教育部長)市内小中学校全てにおいて、100%活用されている。内訳としては
・ほぼ毎日活用してる (小学校)約60%(中学校)約33%
・週に3.4日活用してる (小学校)約22%(中学校)約11%
・週に1.2日活用してる (小学校)約18%(中学校)約56%
小学校では担任制、中学校は教科制なので活用頻度に差がある。成長に合わせた活用ができるよう、教員の研修も進めていく
(さいとう)デジタルの目的は個別最適化した学び。特別な支援が必要な児童生徒への活用状況は?
(学校教育部長)特別支援学級においても日常的に学習パソコンを活用している、例えば読み書きに配慮が必要な児童生徒には、カメラ機能を使って板書を写真で記録し、書くことの負担を減らしたり、タッチパネルでの解答や描画によって、学習への意欲関心を高めるようにしている。また大型モニターで映像や資料を見せることで、視覚による理解を促すようにしている。
(さいとう)デジタル教科書や学習パソコンの使い方について知らない保護者もいる。保護者との情報共有は?
(学校教育部長)学習パソコン導入に際し、令和3年に「学習パソコン家庭利用ガイドライン」を作成し、各家庭に配布した。また児童生徒向けに「学習パソコンを使うときの約束」というリーフレットを配布し、マナーや適切な使用、情報モラル教育への意識を高めている
2)子どもたちの健康状態について
(さいとう)全国的に視力の低下が問題になっているか、羽生市では?
(学校教育部長)羽生市では、令和3年度視力1.0未満の児童生徒の割合が、小学生では731人(31.2%)、中学生では741人(57.2%)となっている、その他ドライアイや姿勢の悪化などの報告は把握していない、保護者との連絡手段や健康状態の把握については、連絡帳や電話など個別に対応している
(さいとう)学習パソコンが重く、持ち帰る際子どもたちの負担が大きい、暑い季節でもあり対策は?
(学校教育部長)教育委員会として、学習パソコンを持ち帰る日には、ほかの荷物の持ち帰りを減らす等の対策を、各学校に指導していく
(さいとう)まだパソコン学習やデジタル教科書は始まったばかり。効果や子どもたちの意欲、健康状態などと照らし合わせながら考えていく必要があると考えるが、検証についての考えは?
(学校教育部長)ICT教育は、様々なメリットデメリットがあり、常に検証が必要と考える。今後は学力向上推進委員会や校長会などと連携を図りながら、定期的に検証し、またICT教育を発展させていきたい
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ということでした!デジタル教科書や学習パソコンを活用した教育は、本当に始まったばかり。学校でどんなふうに利用されているのかは、各学校のホームページも見てもらえればと思います^ ^
パソコンの持ち帰りについては、最終的には各学校の判断となっていますので、何か気になる事がある方、ご意見ある方、ぜひコメントお寄せくださいね。
追記2022.7.23
こちら、夏休みに向けたパソコン等の利用について、教育委員会からの連絡が羽生市ホームページにアップされました。
ぜひご確認くださいね。
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