こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。私は現在小学生2人を子育て中で、はにゅう市民ネットのメンバー含め、周りにも小・中学生の保護者の方が多いので、学校に関して色んなご意見を伺います。
今回の9月議会は、羽生市の様々な事業についてチェックする決算議会でもありますので、子どもたちの教育環境について気になることを確認してきました!
以下、教育委員会に質問しました!
【小学校の学習支援員さんの配置は十分なの?】
羽生市の小学校には、低学年の子どもたちが意欲的に学習に取り組めるようサポートする〈学習支援員〉さんがいるが、昨年は全小学校に16人、今年は14人と2人減ってしまった。2人減った理由と配置の基準は?
→ (教育委員会)学習支援員は学級ごとに1人配置が基本だが、2人分の予算をICT環境整備としてGIGAスクールサポーター(パソコン支援)に割り当てたため、昨年より2人減ってしまった。予算の確保が課題と考えている
→(さいとう)学習支援員とGIGAスクールサポーターは全く別物!学級ごとにと言っても、クラス人数が多かったり、低学年ではまだ学校生活に慣れない子どもたちも多いので、ぜひ十分な学習支援員さんの確保をよろしくお願いします!
【教育相談、どうなってるの?】
コロナ禍による様々な制限や生活環境の変化などで、子どもたちに大きな影響を及ぼしており、支援体制の充実が求められている。中学校の教育相談員さん、スクールソーシャルワーカーさん、スクールカウンセラーさんの連携や、現場の状況はどうなっているのか?
→(教育委員会)相談員は各中学校に常時1名、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーがそれぞれ巡回している。また定期的に会議など行いそれぞれが連携をとっている状況。昨年は3中学で、延べ1783名が教育相談室に相談にきた。
→(さいとう)相談室にくる生徒は増えており、相談員さん1人では対応しきれないとも聞いている。スクールカウンセラーが隔週に1度しか来ない学校もあり、子どもたちの支援体制の充実に努めてほしい。
【生理用品、今後もトイレに設置されるの?】
(昨年6月議会後のレポート)
▶︎小中学校における生理用品の設置・その後 - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり
昨年「生理の貧困」問題がクローズアップされ、様々な理由から生理用品を入手できない子どもたちの衛生的な問題や感染症の危険性、精神的な負担な教育機会の損失への配慮から、羽生市は全ての小中学校へ生理用品を無償配布するという先進的な取り組みを行いましたが、児童生徒の反応と今後の取り組みは?
→(教育委員会)学校からは困窮家庭への支援に繋がった、子どもたちからは、急な生理の時にありがたい、置いてあって助かるという好意的な声があがっており、成果があったと考えている。保健室よりトイレに置いてある方が利用率が高いが、設置場所は各学校の実情に応じて決めていると聞いている。来年に関しては、まだ十分に対応できる数があると聞いており、少なくなったら改めて購入について検討する
→(さいとう)子どもたちが安心して学校で過ごせるためにも、ぜひトイレへの生理用品の設置を続けていただきたい、ぜひよろしくお願いします!
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残念ながら、まだマスク生活や様々な制限が残る学校生活なので、少しでも子どもたちが安心して楽しく学べる学校生活が送れるよう、議会としても取り組んでいきたいし、子どもたちや保護者の皆さんの声を反映できればと思っています!ぜひ色んなご意見お寄せくださいね。
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