さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

羽生市における男女共同参画はー令和4年度9月議会11ー

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。大型の台風14号温帯低気圧に変わったとのことですが(2022.9.19.13時現在)、大きな被害も確認されています。どうぞ一刻も早い復旧を願うと共に、私は羽生市議会議員として多くの方にまちづくりについて関心を高めてもらうべく、引き続き一般質問の報告をしていきます!

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(少しずつ紅葉も進んでいますね)

一般質問の二つ目は、こちらも市長へ「羽生市における男女共同参画について」伺いました。しつこいようですが、男女共同参画とは「一人ひとりを大切にする社会であること」「あらゆる分野での男女の人権の尊重が基本である」ということです。またこの質問の意図は、性別関係なく「なんだか苦しい」と感じている方々の声が届く環境を作りたい、みんなが少しでも暮らしやすいまちに近づけたい、という思いからです。以下、9月9日に行なわれた私の一般質問の内容となります^ ^

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2項目目は市長の女性政策に関する考え方についてお聞きします。先日発表された2021年度のジェンダーギャップ指数、つまり男女が平等であるかどうか表すランキングで、日本は156か国中120位と先進国の中で最低レベル、アジアの中でも韓国や中国、ASEAN諸国よりも低い結果となりました。

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▶︎https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2021/202105/pdf/202105.pdf

羽生市はその中でもさらに、女性管理職の割合、女性議員の割合が他市町村より低い現状であるにも関わらず、市長の所信表明で女性政策への言及がなかったことに、悲しい気持ちと強い不安を覚えました。男女共同参画は、単に女性の権利拡大ではなく、あらゆる分野で男女の人権の尊重が基本です。急速な少子高齢化や人口減少が進む中、多様な視点の確保、持続可能な社会の形成、そして誰もが暮らしやすいまちづくりのため、意思決定の場への女性の参画は社会共通の理念となっていますが、市長の羽生市における女性政策に対する現状の認識をお伺いします。

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また2点目として、羽生市役所においては管理職の女性割合がR4年度も7.5%に過ぎず、これは埼玉県平均(15.5%)の半分以下の数字です。意思決定の場に女性が少ないことについて、そのどのような問題意識をお持ちでしょうか。

男女格差の問題は、我々の問題だけでなく、次世代に引き継ぐ社会が公平にチャンスのあるものになっているかどうかの問題でもあり、また子どもや若い人たちが未来に希望を持てるような環境作りを大人が努力して行っているのか、という問題でもあります。我々はにゅう市民ネットワークが行った公開質問状のジェンダーに関する問いかけに、河田市長は「政策や方針など意思決定の際には、男性女性双方の意見を反映することが重要と考えており、市民1人ひとりが心豊かにいきいきと暮らせるまちづくりのためには、女性の積極的な社会活動への参画や、その意見を生かしていくことは欠かせないと考えています。」「各役職段階における人材確保を念頭においた人材育成と女性職員の管理職への積極的な登用、女性職員のキャリア形成や男女共同参画に関する研修などを実施し、市の施策に女性の意見を反映させることに努めてまいります」との回答を寄せてくださいました。

▶︎羽生市長選挙・公開質問状の回答11 - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

昨年12月議会でも男女共同参画について取り上げた際、市長から「女性が管理職になっても働ける環境、また能力を生かすことを今後進めていきたい」という答弁がありましたが、ぜひ、まちづくりのリーダーである市長には、今後女性管理職を増やしていくこと、また意思決定の場や、政策決定の場である審議会や協議会での女性割合を増やしていくための着実な道筋を示していただきたいと考えます。残念ながら多くの方が「日本は男女格差が大きい」と実感せずに暮らしていること、またリーダーや意思決定層に自覚と危機感が足りないことが、ジェンダー平等にたどり着かない大きな原因となっています。ぜひ子どもたちの公平な社会のため、今後の取り組みとその道筋についてお聞かせください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

男女共同参画ジェンダーギャップ指数に関しては、様々なご意見があるのを理解しております。だからこそ、ぜひお声を寄せていただけると嬉しいです。

 

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