さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和4年度12月議会その10〈羽生市における通級指導〉

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。12月議会では「羽生市における通級指導」についての一般質問がありました。私自身把握できていなかったこともあり、特別な教育的ニーズのあるお子さんついて、羽生市ではどのような支援をしているのか、議会で確認したことをご報告していきたいと思います。

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まず羽生市では、国の方針に沿って「個別の教育的ニーズのある児童生徒な自立と社会参加を見据え、その時々で教育的ニーズに適した指導をするための整備」が進められています。

例えば通常の学級に在籍する教育的ニーズのある子どもたちが、大部分は通常の学級で授業を受けながら、一部の授業について特性に応じた指導を「通級指導教室」で受けるという支援が行われています。

現在羽生市では、難聴・言語障がい通級指導教室が井泉小学校と南小学校に各1クラス、発達障がい・情緒障がい通級指導教室が北小学校、井泉小学校、南中学校に各1クラス設置されています。また、この5つの通級指導教室担当教員は、5名とも専属での指導ということです。

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今年度の通級指導教室の入級者は、92名ということで、年々需要が増えているとの説明がありました。

支援内容としては、通級指導教室に通っているすべてのお子さんについて、個別の教育支援計画と指導計画が作成され、指導教室担当教員、学級担任、在籍校の特別支援教育コーディネーター、保護者等が情報共有することにより、個々の実態に応じた細かな指導を行っており、

また就学支援委員会や就学支援専門委員会には、専門家のほか社会福祉課、子育て支援課、健康づくり推進課の職員も加わり、市全体で切れ目のない支援につなげているとのことです。

その他、定期的なケース会議や、支援委員会ではスクールソーシャルワーカー臨床心理士なども含めた情報共有、また家庭への支援等の実施も行なっていると伺いました。

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羽生市としては、通級指導が十分な効果を上げるためには、個々の児童生徒の特性や教育上必要ない支援を的確に把握して、それに応じた指導が求められていること、また今後も通級指導強化の一層の充実を図り、柔軟な仕組みを整備していく方針ということが確認できました。

もちろんお子さんの特性やニーズなどによって、必要な支援は様々だし、具体的にどのような授業が行われているのか知りたい、という方もいらっしゃると思います。

通級指導教室について気になること、ご質問等ありましたら、担任の先生や教育委員会、またさいとうにもご連絡くださいね。

通級指導教室に関しての教育委員会の答弁や、さらに詳しいやりとりは、こちら斉藤隆議員の議会動画をご覧くださいね💁‍♀️

▶︎発言内容

 

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