こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。3月議会、ふたつ目の一般質問は【こども基本法施行に伴うこどもの権利と取組について】、まずは羽生市の全体的な方針(①)とともに、具体的にどんなことを行っていくのか(②〜⑤)も確認してきました!
▶︎こども基本法施行に伴うこどもの権利と取り組みー令和5年3月議会④ー - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり
(1月に視察にいった川崎市のこども夢パーク)
(さいとう)①「こどもたちが安心して暮らせる地域をつくっていくため、羽生市ではどのように取り組んでいこうと考えているのか」
(市長)子育て中の保護者、またこどもたちが誰かに気軽に相談でき、社会とのつながりを持ち続けることが大切だと考える。地域の行事やお祭りなどは、子育て世代が地域社会と関わる機会にもなっており、同時に地域でこどもを育てていく意識の醸成につながり、こどもや保護者が温かく見守られら安心してこどもを産み育て、こどもたちも安全に暮らしていくことができる地域の実現に大きな役割を果たす。これからも家庭・学校・地域等の方との相互協力により「育つ楽しみ・育てる喜び みんなで共有できるまち羽生」を目指し、こども施策の一層の推進のため必要な方策を検討していく。
(さいとう)②「こどもたちが安心して過ごせる、家庭と学校以外の『第3の居場所』をまちとして増やしていくことについて」
(生涯学習部長)こどもの居場所作りは、こどもたちの安全安心を守ることのみならず、地域の人たちとのつながりや教育、体験の機会を通じてこどもたちの自己肯定感を育むことにもつながることから、重要な取り組みと認識している。羽生市では、現在4ヵ所のこども食堂、社協のフードバンク、学習支援、放課後こども教師などがあり、これらの居場所つくりにはNPOやボランティアの協力が欠かせず、羽生市としてもこどもたち一人ひとりに寄り添った姿勢で支援していく。
(さいとう)③「学校へ通えない児童生徒が増え、適応指導教室だけでは不十分と感じる。学べる場の確保については」
(生涯学習部長)羽生市では適応指導教室で、主な学習支援や学校復帰に向けたきめ細やかな自立支援を行なっている。またスクールカウンセラーなどが保護者や本人と面談したのち、必要に応じて民間施設やフリースクール等を紹介している場合もある。
(さいとう)適応指導教室に通えている児童生徒は、全体の1割弱に過ぎない、羽生市としてもっと居場所や学べる場をつくっていくべきでは。
(子どもの居場所として345日開放されている川崎市「こども夢パーク」)
(さいとう)④「こどもたちにとって身近で必要な情報を提供するため『キッズページ』の作成は?」
(生涯学習部長)キッズページは、こども向けに市の魅力や市役所のこと、利用できる公共施設や悩み相談の窓口などの情報を紹介するため、有効と考える。掲載内容等を精査しながら令和6年度を目処にキッズページの公開に向けて取り組んでいく
(さいとう)⑤「こどもたちの意見表明と参画の推進、こどもや若者から直接意見を聴く仕組みや場づくりについて」
(生涯学習部長)羽生市ではこどもや若者の意見を直接聞く場として「中学生議会」を実施している。こども基本法が施行され、こどもたちの意見表明な政策への参画に必要か措置について、先進事例の取り組みを参考にしながら、こども基本法の理念に則り施策を検討していく
(さいとう)中学生議会で出た意見を、羽生市の政策に反映するということでいいか?
(市民福祉部長)中学生議会はセレモニーで行っているわけではないので、反映することを検討していく
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というやりとりがありました!不満が残る部分もありますが、とにかく羽生市としては地域全体でこどもたちを育てていく、という方針が確認できたこと、またキッズページの作成と、中学生議会の意義が確認できたことはよかったと思います^ ^
一般質問の全部はこちらの動画で確認できます。ぜひどんな様子か見てもらえると嬉しいです。
▶︎発言内容
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