こんにちは、羽生市議会議員はにゅう市民ネットワークのさいとう万紀子です。24日の土曜日は、「女性議員を50%に！」を掲げて全国で活動している、【フェミニスト議員連盟】の総会とシンポジウムに参加してきました。
（さいとう、右端の方におります）
フェミニスト議員連盟は、日本の政策決定の場である議会にあまりにも少ない女性議員をふやしていくため 、全国の市民や議員がつくった、なんと創立30年となる全国組織です。
シンポジウムでは、元都議でフェミニスト議員連盟の創設メンバーでもある三井マリ子さん、世田谷区議会議員で、政治分野のジェンダーギャップの解消を求める〈FIFTYS PROJECT〉メンバーのおのみずきさん、女性議員割合が50%の愛知県日進市議会議員の白井えり子さん、そして55.6%と日本一女性議員割合が高い、千葉県白井市議会議員の柴田圭子さんが登壇され、越谷市民ネットの山田裕子さんが司会をつとめてくださいました。
まずは三井さん（写真奥）から、4月の統一地方選挙で女性議員が増えたといっても、まだ全国に254もの女性ゼロ議会が存在すること、254ということはつまり、全市区町村の15%で男性のみの議会が行われている状況にある、という問題提起がありました。
そんな中、世田谷区議のおのさんが参加した〈FIFTYS PROJECT〉は、次の世代にもっとフェアで平等な、生きやすい社会を残すため、政治分野のジェンダーギャップ解消を目的とした活動をしているグループです。
▶︎INFORMATION | FIFTYS PROJECT
この春の選挙に立候補した30歳のおのさんは、主に20代30代の女性たちが中心となって活動した「新しい形の選挙」で当選できたこと、同時に議会に入ると、やはりまだまだ「新人×女性」だから？！男性議員からの圧力的なものを感じることも、などの報告をしてくださいました。
愛知県日進市議会、白井さんの報告は本当にワクワクしました！というのも、なんと日進市では白井さんたちの長年の活動の成果で女性議員の割合が50%！かつ日進市議会では、この4月の選挙で20代から70代まで全世代の議員が揃ったということです‼️すごいーーー✨✨（ちなみに羽生市議会は20代どころか30代の議員もおりません…😭さいとう41です）色んな人が住むまちだからこそ、色んな視点、色んな年齢や立場からの意見が本当に大切なので、日進市議会、これからも大注目です😊
▶︎「家で静かに子育てを」男性議員の一言に奮起 女性市議、5割の街で [統一地方選挙2023]：朝日新聞デジタル
さて、最後は日本一女性比率の高い千葉県白井市の柴田さんから、でしたが。柴田さんの言葉ですごく印象的だったのが「女性が多いからといって考え方はそれぞれ」であり、残念ながら女性の方が多くても、議長も副議長も現在は男性が務めているそうです。だからこそ新聞にあるよう「女性過半数が問う議会像」であり、数の上の男女平等の先にある、どんなまちを目指すのか、そのためにどんな議員が必要なのか、ということが求められているんだと思います。
2019年に女性ゼロ議会を脱しましたが、まだまだ女性議員は14人中2人のみの羽生市議会。シンポジウムにはオンライン含め91名の参加があり、たくさんの女性議員の皆さんとのお話しや交流は、とても刺激的で学ぶ事がとっても多く、なにより楽しかったです！
やはり政治分野のジェンダー平等のためには、たくさんの方に関心を持ってもらうことが必要です。ぜひ、自分の住むまちの議員の男女比や年齢の構成をチェックし、議会に注目してもらえれば嬉しいです！
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