こんにちは、羽生市議会議員はにゅう市民ネットのさいとう万紀子です。今回の一般質問では、がっつり3項目取り上げました!今日はその中のひとつ「こどもたちの居場所づくり」についての提案のご紹介です。
以下、議会での提案内容になりますので、少し長いですが読んでもらえると嬉しいです。
2021年に行われた「全国児童館実態調査報告結果」によると、全国の自治体の児童館設置率は約6割、利用層の内訳として乳幼児が約20%、小学生が約60%、中学生3%、そして保護者が約17%と、児童館が子育て中の保護者を含め、乳幼児から中学生までの子どもたちの居場所となっていることが分かります。しかし残念ながら、羽生市には児童館がなく、令和2年に設置されたこどもひろばは非常に魅力的ですが、制限があるため小学生がいる家庭では兄妹での利用が出来ないなど、利用者が限られている状況です。
また、8月に開催された「羽生市こども計画」策定のための「こども・若者意見交換ワークショップ」を傍聴した際には、中学生から「居場所が少ない」「勉強する場所がない」などの声も挙がったことなどから、こどもたちにとって日常的に過ごせる場所の必要性を感じています。そこで、1項目目は「公民館のさらなる活用」についてお伺いします。
(実は公民館の図書室は誰でも使えます!写真は須影公民館)
そう、羽生市には児童館はありませんが、各地区に公民館があります!
公民館をさらに活用していくことでみんなの居場所作り、ひいては多世代の交流や心身の健康の増進、誰もが住み続けたいまち・羽生に寄与すると思いますが、1点目は、公民館における子どもたちの利用状況について伺います。公民館は全ての市民に開放されていますが、実際の利用は高齢者の方がほとんどです。イベント時ではなく、子どもたちの日常の利用がどの程度あるのか、乳幼児、小学生、中学生の状況についてお聞かせください。
(写真は手子林公民館)
2点目は和室の開放についてです。基本的に各公民館に2つ和室(研修室)がありますが、利用に関しては平日の予約は1週間に数件程度であり、空いている時間も多くあると認識しています。この和室に関し、午前中は乳幼児や子育て中のかたへ、そして放課後は小学生などへの開放についてお伺いします。私自身も子育て中のとき、赤ちゃんと1日中2人きりでこもっていることは辛く、けれど行く場所がなくて悲しかった記憶があり、いつでも開放してある地域の居場所の重要性を感じています。また、現在我が家の子どもたちは小学生と中学生になりましたが、特に小学生は児童館がないため、遊び場所は友達(個人)の家や公園になることが多く、雨の日や保護者の都合により、せっかくの放課後なのに遊べないこともしばしばです。子どもたちが公民館を利用することは、多世代の交流にもなることから和室の開放について提案すると同時に、3点目として子どもたちに「公民館はみんなの居場所」と知ってもらうための広報についてもお伺います。
▶︎小・中学校の不登校が過去最多34万人―23年度文科省調査 : 学校生活にやる気が出ない32% | nippon.com
続きまして、不登校の子どもたちの居場所づくりについて伺います。先月、文科省により不登校の児童生徒が11年連続で増加し、全国で34万人を超えたと報告されました。特に2020年度以降に約15万人増加したことも明らかになり、早急に不登校の子どもたちの居場所の作る必要性を感じます。文科省はこども家庭庁等関係機関と連携し、誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策を推進しており、そのひとつに「校内教育支援センター」があります。「校内教育支援センター」とは空き教室を活用し、教室に入りづらい児童生徒の居場所をつくり、「校内フリースクール」とも呼ばれる取り組みです。2024年7月時点で、全国の小中学校における設置率は46%となっており、県内でも設置が進んでいます。そこで1点目は、現在の羽生市における「不登校の子どもたちの居場所」の現状と、「校内教育支援センター」の設置を含めた、今後の取り組みについてお伺いします。
▶︎不登校児に校内支援員 居場所確保へ補助―文科省:時事ドットコム
2点目は、フリースクール等に通っている児童生徒への補助支援です。市内の不登校のお子さんを持つ保護者の方から、フルースクールの利用を検討しているけれど費用が高く、また付き添いなどのため仕事もセーブせざるを得ず非常に厳しい、というお話を伺いました。東京都をはじめ、埼玉、群馬、栃木でも「フリースクール等への補助支援」を行う自治体が増えてきていますが、羽生市の考えについてお聞きします。
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以上、最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました🙏 次回、これらの提案に対しての羽生市の回答をご報告していきます!
▶︎齋藤万紀子 lit.link(リットリンク)(さいとうのFacebook、Instagram、メールアドレスなどはこちらから)
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