こんにちは、羽生市議会議員はにゅう市民ネットのさいとう万紀子です。前回、久喜市の公共交通に関する勉強会のご報告をしましたが、昨日は群馬県の明和町と太田市へ、やはり公共交通に関する視察に伺わせていただきました！
昨日は羽生市議会の総務文教委員会としての視察で、職員さんも一緒にみんなでお話しを伺ってきました。群馬県は面積が広く、また高齢化率も埼玉県より高いことなどから、県として様々な公共交通政策に積極的に取り組んでいます。
利根川を挟んで羽生市のお隣にある明和町では、2020年から「チョイソコめいわ」というデマンド交通（羽生市でいうのりあいタクシー）が始まっており、経費をかけないための工夫や、また予約を効率的に行うためのシステム（上の写真）を見せていただき、とても参考になりました。
（委員長としてご挨拶させていただきました）
2箇所目は人口は22万人で様々な公共交通が発達している太田市。人口5万4000人の羽生市とは予算規模も違って比較は難しいですが、今回は特に「スクールバスの活用」についてのお話しを中心に伺ってきました。
太田市では平成30年より、スクールバスを登下校以外の時間には無料の市営バスとして活用しています。つまり朝夕はこどもたちの送迎、それ以外の時間は路線バスとして運行しているそうです。羽生市でも来年4月に「羽生東小学校」が開校するに伴い、スクールバスが4台導入されますが、羽生市でもこのバスを効果的に活用できないか？との意見から、今回の視察に繋がりました。が、運転手さんの確保や予算、実際の路線バスの利用者数（年々減少傾向とのこと）などの現状をお聞きし、活用には色んな課題もあることが発覚！やっぱり直接お話しを聞いて教えてもらうことって大切ですね。
久喜市も、明和町も、太田市も、公共交通に関してこれ！という正解はなくて、地域の特性に応じて、状況に合わせて変化させながら取り組んでいることが、ひしひしと伝わってきた視察でした。羽生市でも市民の方の意見や予算、地域の特性など踏まえて、よりよい公共交通に取り組んでいければと思います。視察に際しお世話になった皆さま、本当にどうもありがとうございました。
▶︎齋藤万紀子 lit.link(リットリンク)（さいとうのFacebook、Instagram、メールアドレスなどはこちらから）
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