こんにちは、さいとう万紀子です。
昨日は温かい一日でしたね。
紅梅やホトケノザ、オオイヌノフグリ、菜の花など、もう2月も下旬ということで、春を告げる植物が色んな場所で目につくようになりましたね。
さて一昨日のブログで、私が所属している市民ネットについて、
市民ネットとはたくさんの人がまちづくりに関わるための地域政党で、みんなが声を出すことが地域コミュニティの形成につながる、
みんなが住みやすいまちにするための仕組み、ということを書きました。
みんなが声をあげやすくする形として素晴らしいと思うし、女性が1人で選挙に立候補するのはまだ難しい現在、理にかなった仕組みだとも思います。
事実、なんとこの市民ネットが誕生したのは1979年であり、実に40年以上の歴史があるんです‼️
…なんですが😂
ピーク時(2003年)に全国で150名いた市民ネットの議員は、現在(2019年)93名と、どんどん減り続けていて、
それは時代の変化(女性議員の増加、専業主婦の減少、市民が社会で活躍する場(NPOなど)の増加など)もありますが、
市民ネット独自の『ローテーション制』に大きな原因があるのではないか、
というお話しを、市民ネットが出来た当初から関わっている市民セクター政策機構の白井和宏さんから伺いました。
はにゅう市民ネット3つのルール
1、 議員は最長3期で交代
代理人(議員)にはだれでもなれますが、最長3期まで。
これは議員を職業化、特権化しないためです
2、 議員報酬はみんなの活動費
議員報酬は市民の政治活動のために有効に活用します。
お金の流れはすべて公開します。
3、 選挙はカンパとボランティア
全員ひとりひとりの力(知恵、時間、労力、賃金)を活かし大勢による参加型の選挙活動を行っています
ブログの最後に載せている文章ですが、1番の『議員は3期で交代』というのが市民ネットのローテーション制を表しています。
しっかり後継者を見つけて議員の仕事を市民ネット内で繋いでいき、より多くの人がまちづくりに関わるための仕組みとして存在するローテーション制度。
まちづくりを「お任せ」にしないためにも必要だと思いますが、
都市計画は20年単位、市職員は30〜40年単位 /ハイリスクな立候補→候補者探しが困難 /当選率の低下 /3期では長期的な計画に携われない…?
などの理由からも、このローテーション制度を見直しについて、
総代会でもみんなで話し合いました。
もちろんこのローテーション制度だけでなく、
市民ネットのよりよい形、そしてさらに積極的にまちづくりに関わっていくために、どうしたらいいのか。
今後も活動の中で問い続けていくことになる思います。
どうぞ暖かく見守り、応援していただければ幸いです。
さいとう万紀子