さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和3年6月議会その⑧ー出産規定の明記ー

みなさまこんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。今日の議会報告は嬉しいニュースです、どうぞお付き合いください😆✨

18日に最終日を迎えた6月議会、この日は行政からの追加議案(その⑤で報告)のほかに、議員が提出した議案も3つあり、全てが可決、成立しました。

ひとつ目がその⑥で報告した気候非常事態宣言に関する決議、2つ目が羽生市議会会議規則の一部を改正する規則」、そして羽生市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例の一部を改正する条例」です。

もう〜規則の規則、条例の条例ってなんやねん囧rz❗️とツッコみたくなると思いますが、内容は非常にシンプル!ともに出産規定の明記です^ ^✨

羽生市議会会議規則の一部を改正する規則」に関しては、女性議員の出産に際し、産休を取得するための権利を保障し、さらに議員が活動しやすい環境整備を図るため欠席届出の規程に「産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)、産後8週間」の期間を明記するものです。

並びに、これまで「事故」のみであった欠席事由について、「育児」「看護」「介護」「配偶者の出産補助」として明文化もしました!

また羽生市議会には、病気等で議員の職責を果たすことができない場合、欠席日数に応じて議員報酬を減額する、という条例(羽生市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例)が元々あるのですが、

今回の「羽生市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例の一部を改正する条例」では産前産後の期間は除外する、と改めました。(つまり産前産後の期間は議員報酬を減額されない)

これらの出産規定に関しては、これまで明文化されていなかった議会が多く、様々な問題が起こっていました。▶︎出産日なのに「車椅子で来い」 地方議会やっと産休規定:朝日新聞デジタル

しかし今年に入り多くの自治体でこの問題に着手、無事羽生市議会でも規則改正、条例改正がなされたというわけです^ ^✨

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ちなみに、私は議会改革副委員長という立場から、この出産規定に関する提案理由を壇上でご説明させていただきました!

自分で言うのもなんですが、唯一の女性議員として、また子育て中の議員として、この問題に関われたことは非常に大きな経験になりました。応援してくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました😊✨

6月16日に閉会した国会では、政治分野の女性参画拡大を目指す「改正候補者男女均等法」、そして父親が育児のために休みを取得しやすくする「改正育児・介護休業法」が可決、成立しました。

女性をはじめとする多様な人材の参画を促進する環境整備が整うことで、安心して子育てできる、また家族を超えて子育てをサポートすることができる、そんな社会となるよう、今後とも色んなことに取り組んでいけたらなあと思います^ ^

追記

男性産休についてはまだまだ浸透していなかったり、いろんなご意見があると思います。グラフやイラストを使い、産休についてメリットデメリットや他国との比較など分かりやすく解説していた記事があったのでご紹介します。

▶︎「男性の産休」新設が決定──男性の育休・産休取得の課題について、みんなはどう考えた? - Yahoo!ニュース