こんにちは、羽生市議会のさいとう万紀子です。
今年3月に完成し、5月に開庁したばかりの越谷市役所の本庁舎を案内していたたきました。
『すべての市民に開かれた』『親しまれ、まちづくりの拠点となる』『防災拠点機能を備えた』『環境に優しい』
などが基本理念として掲げられており、80年使い続けることができると言われる新しい越谷市役所は、
そもそも立地が素晴らしい〜(>_<)!元荒川と葛西用水という2本の川のすぐそばに立っており、その景色のよさに感動です!
そして基本理念の通り、みんなに開かれ親しまれるための工夫やデザインがたくさんあり、ぜひ羽生でも…と思わずにはいられませんでしたのでご紹介いたしますね^ ^
① 親子に優しい!
多くの階に広い授乳スペースがありました!おむつ替え用ベットだけではく、なんと調乳用の水道まで完備されています✨
議会傍聴席は、なんと一般用と親子用に分かれてる!!親子傍聴席はガラス張りになっていて、子どもの声が漏れないつくりとなっていて、子どもが騒いでも安心して傍聴できますね✨
ちょっと分かりずらいかもしれませんが、これ子ども用の小さいサイズのトイレです!子ども用トイレが常備されてる市役所なんて初めて見ました😵✨小さい子でもトイレが安心して利用できるって大切ですよね。
② ユニバーサルデザイン!
こちら議会スペース、段差がなく誰でも入れる議場&スロープのついた傍聴席となっており、
さらに車椅子用の傍聴席も完備されています。
ちなみに羽生市の議場は段差が多く、傍聴席へ上がるには階段のため、車椅子の方は直接の傍聴が難しい環境です涙
また多目的トイレも広いだけでなく、赤ちゃんだけでなく身体の不自由な方も利用できる、大きめのベットも完備されているなどのユニバーサルデザインとなっていました。
さらにエレベーターはストレッチャーが入るサイズのものも!誰でも安心して来庁できますね。
③ みんなの憩いの場
こちら展望テラスは誰でも来ることができ、そこから見える景色は素晴らしかったです。寛いでらっしゃる市民の方もいらっしゃいました^ ^
また市役所の様々な場所にベンチスペースとウォーターサーバーがあり、気軽に座っておしゃべりしたり、「憩いの場」としての役割が市役所にあるというのはとても素敵だなと感じました。
市役所執務室には機密文書などもあるので、業者の方とのやりとりはこれらベンチスペースを使って行われるなど、機能的な面も備わっているということです。
以上、越谷市役所からの報告でしたが、3種類の免振システムを40基導入した免震構造の建物の新庁舎は、約60億円(旧庁舎跡地の市民協働ゾーンを含め約80億円)の予算ということです!
越谷市は34万人と、人口規模(羽生市は5万4千人)も予算規模(越谷市は約1050億、羽生市は約180億円)も随分違いますが、
今後の公共施設のあり方を考える上でも、非常に勉強になった見学会でした。
お世話になった越谷市職員のみなさま、どうもありがとうございました✨✨