関東地方の広い範囲で記録的な大雨が続いており、利根川八斗島観測所の推移が避難判断水位に到達し、今後も利根川上流部で雨が降り続く予報であるため、羽生市は、１１月１９日午前７時３０分に、市内全域に高齢者等避難を発した。
さらに、１１月１９日午前８時００分、茨城県南部を震源とする震度６強の激しい地震が発生した。羽生市においても、家屋の倒壊、火災の発生、ライフラインの途絶など甚大な被害が発生している。更には、多数の負傷者も発生し、混乱が生じている。
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という設定で、本日令和5年度「羽生市総合防災訓練」が羽生市消防本部にて行われました。こんにちは、羽生市議会議員はにゅう市民ネットのさいとう万紀子です。
先週の特別消防点検に引き続き、サイレンの音に驚かれた方も多いかもしれません。今日は大変多くの機関、そして市全体で取り組んだ防災訓練が6年ぶりに実施され、私も議員として参加してきました。
シェイクアウト（緊急対応として身体を屈め頭を守る）訓練、ドローンによる被災地調査訓練から開始され、災害広報訓練、災害医療訓練、救急訓練、ライフライン応急復旧訓練など、様々な被害を想定した訓練が行われました。
例えばこの写真は、建物の中のタンスに下敷きになった方を救助する、という想定で行われました。
毛布と竹で簡易担架を作り、地域の方とも協力して医療現場まで運びます。
トリアージ（災害発生時などに多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決めること）の色によって運ばれる応急救護エリアには、羽生医師会や、災害拠点病院である羽生総合病院の医師や看護師の皆さまも数多く参加してくださっていました。
こちらは倒壊で道路が塞がれてしまった場合に、障害物を排除して避難路を確保する訓練です。建設業者、自動車連盟の皆さまとも協力して、道路を通れるようにしていきます。
こちらは、岩の奥の通路に閉じ込められてしまった人を救出する訓練です。
状況を逐一確認、伝達しながら救出する様子は、訓練とはいえ非常に緊迫感があってどきどきし、無事に救出された時はほっとしました。
また、電気や水道、ガスなどのライフラインの応急復旧訓練なども行われましたが、もし水が止まってしまったら？電気が使えなくなってしまったら？と考えると、とにかく普段からの備えが大事❗️と痛感した瞬間でした。
様々な防災体験ができたり、防災フェアも兼ねていたので、今日はたくさんの親子連れの皆さまが参加されていました。今回の訓練は、消防本部や消防団だけでなく、郵便局や医師会、水防団、建設業界、曙ブレーキ、井泉女性防火クラブ、ミロク自動車、東京電力、そして各地区の自主防災組織などが協力して行われました。
が、やはり現実の災害の現場でも、救助隊はもちろんですが、なにより地域などと協力して情報を共有したり、救助を行う必要性を強く感じました。
ぜひ、ご自宅の備蓄品や防災対策などを確認してみてくださいね。
▶︎齋藤万紀子 lit.link(リットリンク)（さいとうのFacebook、Instagram、メールアドレスなどはこちらから）
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