さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和2年度9月議会 その7

こんにちは、羽生市議のさいとうです。

朝晩はすっかり冷えるようになりましたね。

時間があいてしまいましたが、9月28日に最終日を迎えた9月議会について、決定したことや気になったこと、その他報告いたします。

 報告事項

◯高齢者インフルエンザワクチン接種補助事業(補正予算 1960万円)について

65歳以上の方と60〜64歳で日常生活に障がいのある方は、インフルエンザワクチンが無償となります。詳しくは→高齢者インフルエンザ予防接種のお知らせ | 羽生市

GIGAスクール コンピュータ機器の取得について

全ての小中学生一人ひとりに学習用コンピュータを整備するGIGAスクール構想。羽生市では以下のコンピュータを3844台購入しました(2億4725万円、一台当たり約6万5千円)

  • Google Chrome OS端末(ストレージは32G B以上、画面は11.6インチ以上のマルチタッチパネル対応)
  • 学習用ツールはベネッセミライシード羽生市版、eラインズアドバンス羽生市

令和3年3月19日に納入予定となっています。

◯修学旅行等中止にかかる費用は羽生市が負担します(補正予算300万円)

詳しくは→令和2年度羽生市立中学校における修学旅行及びスキー学校の中止について | 羽生市

その他 議員の一般質問から気になったことやその報告です。

ショッピングモールもオープンした岩瀬地区については、私自身議員になるまでほとんど何も知りませんでしたが、

とても大きな予算がついている大規模な開発で、それは今後も10年にわたり開発が継続される予定です。

羽生市にとって大きな予算を占めていますし、今後まちをどのようにしていきたいのか、を考えるにあたり避けては通れない事業となっています。

〈岩瀬地区の開発について〉

岩瀬の土地区画整理平成3年に始まった113haに及ぶ大事業であるが、現在の状況は…

(執行部)→これまで整備には83億円使われている(平成3年〜令和2年)、今後令和14年までに90億かけて整備を続けていく(合計173億2000万円の予定)

新たな店舗が開店したが、来年度の岩瀬からの税収は4000万円の見込みたなっている

今後10年で90億ということは年間9億円の予算羽生市の一般会計の年間予算は約180億円なので、その約1/18ということになる)、

様々な課題もある中で、それだけの予算をどうやって組み立てているのか…?

また新たなショッピングモールと商店街の共存について、しっかり考え取り組んでいかなければいけない。

〈公園を12つ整備するはずが、未だにひとつも作られていない。どういうことか〉

(執行部)→平成18年には区画整理が完了する予定だったが長引いてしまっている。南工区については、今後公園整備を開始していく。

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10月1日の埼玉新聞、岩瀬地区の〈愛藍タウン誕生〉が一面を飾りました。

ただこの誕生にどのくらいの予算がついていて、今後の計画はどうなっていくのか、自戒も込めて、市民として知っていただければなと思います。

同時に〈愛藍タウン誕生〉の横には、〈産後うつケア〉について、県内でもサポートが行き届いていない現状が綴られています。

ハード面(土木や開発)も必要ですが、それ以上にソフト面(福祉や子育て、人へのケア)への取り組みが、今後はより必要になってくると考えます。

ぜひご意見等もお待ちしております。