さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和2年度12月議会その③

こんにちは、さいとうです。

羽生市の配信メールやホームページ、新聞等でも報道されていますが、

羽生市でもここ二週間で、陽性と確認された方が多くいらっしゃいます。

エッセンシャルワーカーの方も含まれており、皆さまの一日も早い回復をお祈りしています。

新型コロナウイルス感染症は全国で広がっており、だれが感染してもおかしくない状況ですが、だからこそ羽生市においても、しっかり市民生活を継続していくこと、なるたけ日常を維持していくことが大切です。

ということで、一般質問の二項目は「学校や市役所など、市の管理する施設での陽性が確認された場合の対応について」を確認しました!

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羽生市役所4階の議場)

以下、一般質問の内容と市とのやりとりです。

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(さいとう)学校や市役所など、市の管理する施設でのコロナウイルス陽性が確認された場合の市の対応についてお伺いします。状況はその都度千差万別であり、保健所の要請に拠る部分も大きく、判断が非常に難しいことは承知しております。しかし、事実でないうわさや憶測を呼ばないためには、羽生市としてこれだけしっかりやっている、という対応を示していただくことは非常に有効であり、感染を不安に感じる基礎疾患を持つ方や、高齢者の方々は特に、羽生市による適切な情報開示が不安の解消に繋がります。また現在の感染状況を鑑みると、だれもがいつ当事者になってもおかしくありませんし、そもそも感染が悪いということは全くありません。周囲で陽性者が確認された場合など、自分はどのような行動をとればいいのかを事前に知っておくことは安心に繋がる、との声が市民からも多数届いています。今回の質問は、特定の個人に関する情報ではなく、あくまで陽性が確認された後の羽生市の対応についてです。以下お伺いします。

 1、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、緊急事態宣言が解除された後も学校や公共施設等の臨時休業や閉館、利用制限が続きました。これらの判断はどのように、だれが、どの段階で行うのでしょうか

→(総務部長)まず確認として「市の管理する施設や学校で陽性が確認された場合」は特別措置法に基づいて制定された「羽生市新型インフルエンザ等対策行動計画」に沿った対応をする。また小中学校においては国や県のマニュアルに沿った対応となる

<市内で陽性者が発生した場合>

加須保健所より市の健康づくり推進課に連絡が入り、その情報をもとに新型コロナウイルス感染症対策本部」(市長が本部長、副本部長が副市長と教育長)で協議し、施設の消毒、閉館や利用制限などを実施する

<児童生徒の場合>

保護者や保健所からの情報をもとに、学校から教育委員会へ連絡が入り、教育委員会で臨時休業などについて判断し実施する

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2、羽生市の公共施設や学校で陽性者が確認された場合、消毒はどのように行い、立ち入り禁止の措置などはどの段階でとるのでしょうか、またはとらないのでしょうか

→(総務部長)

<市の施設>

保健所からの指示を仰いで対策本部において協議、決定する。

<小中学校>

保健所からの指示を受け文科省の衛生管理マニュアルにより、校長が判断し実施する

具体的には、消毒はできるだけ速やかに、範囲は陽性者の活動範囲、立ち入り禁止の措置は消毒が完了し感染リスクがなくなるまでと考えている

3、緊急事態宣言中は市役所においても分散勤務やサテライトオフィスなどの勤務体制をとっていたと思いますし、そのための備品も整備されたと思います。例えば羽生市役所内、市民生活課や子育て支援課の窓口などで感染が確認され、濃厚接触者の判定が広範囲で認定された場合、業務継続についてはどのように考えているのでしょうか

→(総務部長)

市民の健康を守り、市民生活を維持するために「羽生市業務計画(新型インフルエンザ等編)」に基づいた業務を行う。基本方針は

①市民の生命と健康を守ることを最優先とする

②市民生命を維持するために必要不可欠な業務を継続する。その他の業務は可能な限り縮小、休止する

③病原性の高い新型インフルエンザ等の対応を前提としつつ、感染、職員の欠勤率等の実際の流行状況に応じて弾力的に対応する」

窓口業務に関しては、消毒等により感染リスクがなくなった、つまり安全が確保された後に通常業務を再開できると考えている。職員の不足は、業務縮小や、前任者、過去の経験者、臨時な応援も考え対応していく 

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羽生市役所)

4、職員や児童生徒の感染に関する情報(PCR検査の状況、濃厚接触者、症状、入院状況など)の公表の範囲・基準はどうなっているのでしょうか

→(総務部長)埼玉県からの情報を、市のホームページやメール、LINEを活用して公表している。職員や児童生徒に陽性が確認された場合、どこまで公表するかはその都度対策本部で協議し決定する。

基本的人権の保護や個人情報保護に十分注意しながら、状況に応じて適切かつ迅速な情報提供を行っていく

5、児童生徒や市職員の陽性が確認された場合、経過観察や職場・学校への報告はどのように行われるのでしょうか

→(総務部長)

<職員の場合>PCR検査で陽性の場合、保健所から職員に連絡が入り、その後の経過は保健所、また職員から所属長、そして総務課長へ随時報告することになっている

<児童生徒・教職員の場合>保護者や教職員から学校に随時連絡を入れていただき、学校から教育委員会に連絡が入ることになっている

 6、児童生徒に陽性が確認された場合、兄弟がいるケースも多くあると思います。、保育園や幼稚園、子ども園、学童などに通っている場合もあり、それら関係組織への情報連絡はどの程度行い、どのような協力体制をとっているのでしょうか

→(総務部長)保健所や健康づくり推進課、教育員会と情報共有し、子育て支援課が該当施設(保育園や幼稚園)に連絡して連携、協力していく

ということでした。

基本的には「保健所の指示に従いながらその都度協議する」、情報に関しては、「個人の承諾を得たものを対策本部で協議して出す」という対応ですね。

参考資料として、文部科学省の最新の衛生管理マニュアルを掲載します。

https://www.mext.go.jp/content/20201203-mxt_kouhou01-000004520_01.pdf

最初に書きましたが、感染予防をしながらも、日常生活を維持していくことが大切だと思います!

よく寝て免疫力を高めて過ごしていきましょう^ ^

気になること、心配なことなどありましたら、お気軽にコメント、ご連絡くださいね。

さいとう万紀子

makikosaito@outlook.jp