さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

令和3年度6月議会その③ー人材確保についてー

こんにちは、羽生市議会議員のさいとうです。

前回のブログでは、まちづくりを充実させていくために、

①職員採用受験者数を増やす取り組み

羽生市役所の職場としての魅力を増やす取り組み

自治体・まちとしての魅力を増やす取り組み

についての一般質問を掲載しました。今日はそれらの質問に対しての、羽生市からの答えを報告していきます。要チェック動画も貼りつけてますので、ぜひぜひ確認してください(^o^)/  

まずは①職員採用受験者数を増やす取り組みについて1) 令和元年度、職員採用倍率19.5倍で1位の和光市に対し羽生市は3.7倍で38位と倍率が低迷していますが、この要因をどのように分析しているのか

→(羽生市総務部)たしかに羽生市は倍率が低迷しており課題を認識している。明確な原因は分からないが、都心により近い自治体や職員が多くいる自治体が望まれている傾向があり、また募集人数を「何名」ではなく「若干名」としてしまったことも要因と考える。

絶対にそれだけではないと思いますが、課題は認識しているということですね、ふむふむ。次は2)羽生市ではこれまで、職員採用の受験者募集にあたり、羽生市を受験してもらうためのアピールをどのように行ってきたのか、また今後、受験者を増やしていく方策と取り組みについて

→(羽生市総務部)合同説明会のほか、直接学校に出向いて受験の依頼もしている。受験に関してはこれまでは3週間程度の申し込み期間だったが、今年からは周知期間を含め長くし、受験者が申し込みしやすい環境とする。また、採用相談会を今年からはオンラインでも受け付けるようにし、さらに広く羽生市を知ってもらうため、羽生市についてのPR動画も作成した。

こちら羽生市の受験者へ向けた▶︎令和3年度羽生市職員採用試験 | 羽生市です!そしてこちらが!羽生市が作成した▶︎羽生市職員採用PR動画 - YouTube採用者へ向けたPR動画です(≧∀≦)

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なぜなら…!と続きはYouTubeで!笑

結構攻めた内容で私は好感持ちました!ぜひ見てみてくださーい!

▶︎羽生市職員採用PR動画 - YouTube

次に②羽生市役所の職場としての魅力を増やす取り組みについてです。1) 一人ひとりが担う業務量の増加は職員のストレスの蓄積につながることは当然予想できますが、働き方改革が浸透してきている現在、職員に対する適正な健康管理やサポート体制はどの様になっているのか、伺います。

→(羽生市総務部)健康管理としては毎月2回の産業医による健康相談や毎年の定期健康診断、全職員を対象にしたストレスチェックを行なっている。業務のサポートについては、課長の采配で課内で流動的な分担を行い、さらに必要な場合は部内の応援、それでも難しい場合は全庁的な応援体制をとっている

羽生市職員のみなさま、どうでしょうかー?市としてはサポート体制を取っているということで、何かありましたらぜひ課長や部長、産業医などにご相談くださいね‼️

2)これまで羽生市では、業務改革・業務改善として、どのようなことに取り組んで来たのか?またこの状況下では特に柔軟な行政運営・組織運営が求められ、優先順位を付けてさらに取捨選択をしていかなければならないと思いますが、どのように事業最適化と効果的な人事配置を進めていく予定なのか?

→(羽生市総務部)指定管理者制度の導入や組織改正、また現在行政事務のデジタル化も勧めている。今後、時代に即したニーズを的確に把握し、成果確認と目標設定を行いながら、事業について取捨選択していく。そして再構築を経て職員の増減など適切配置に努めていく

ぜひよろしくお願いします‼️

3) 職場としての魅力を増やしていくためには、若手職員の意見を積極的に採用する環境づくりが大切であると考えます。羽生市におけるこれらの事例及び今後の取り組みについては?

→(羽生市総務部)職員からの提案を事業化する「職員提案制度」と、様々な課題を研究する「プロジェクトチーム」の設置を通じて若手職員の意見を採用する取り組みを行なっている。今後も若手職員が習得した知識等を市の政策に反映する職場環境づくりに努めていく

ということです!若手職員の皆さま、やっぱり風通しのいい組織のためには、明るいまちづくりのためには、若い皆さまのご意見と活躍が絶対絶対必要です✨羽生市も職場環境づくりをしていくということで、どしどし意見をあげてくださいね^ ^

最後は③の自治体・市役所としての魅力を増やしていく取り組みについて。受験者が羽生市役所で働いてみたいと思うような、魅力ある自治体・市役所づくりをどのように進めていけば良いか、その課題と解決していく方策について

→(羽生市総務部)受験者を増やすためには、よい労働環境の構築と魅力ある自治体であることが重要と考える。昨年度は女性職員の活躍の一層の推進を行うため、第二次特定事業主行動計画を作成した▶︎https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2009060103094/file_contents/2ji_kouki.pdf

また今後とも各職員が活躍できる環境を整えられるようにしていく。

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ということですが、上は作成された女性活躍のための計画の一部となっています。4の男性職員の育休取得目標は素晴らしいですが、5の女性の管理職の目標割合がちょっと低すぎますね!!

目標で女性が17%ということは、残りの83%の管理職は男性ということですよね??採用では50%ずつを目指してるのに管理職割合のジェンダーバランスの配慮が足りないと言わざるを得ません。

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その他の計画の一部です、ぜひ市民もこれらが羽生市役所内で行われているか、チェックしていきましょう!

以上、長くなりましたが、まちづくりには市役所職員さんの力が重要!そのための人材確保と組織づくりについてが、私の一般質問のひとつめでした。

人事を担当する総務部長は、「とにかく市民とのコミュニケーションを1番大切にできる職員であるよう指導していく」とおっしゃってくださいました。

ぜひ今後とも市民に寄り添った行政運営であるようお願いしたいですし、市民の側からも意見を伝えたり、市の事業や審議会に参加するなど協力して、一緒にまちづくりを行えたらと思います^ ^