こんにちは、市民ネットで羽生市議会議員のさいとう万紀子です。大型連休中ですが、みなさまどのようにお過ごしでしょうか?
しかし連休中とはいえ、コロナ感染予防のための緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されていたり、そうでなくてもなかなか外出できない状況が続いていますね(>_<)
外出制限も厳しいですが、さらに追い討ちをかける経済的な影響は特に、普段から声を出しづらい家庭(ひとり親や非正規の方々など)に大きな打撃となっており、どのようにサポートをしていくのかが大きな課題となっています。
そんな中、今日は「コロナ禍で子ども・家庭を孤立させない」ためのオンライン勉強会に参加してきました。
今日は北海道と東京で活動している認定NPOかKacotam(カコタム)の理事長、高橋さんのお話しを聞きましたが、Kacotamは【学びの機会格差問題を解決する】ことを目的に活動しています。
学びの機会格差と言われてもピンとこないかもしれませんが、例えば平均的な収入家庭の子どもと生活保護世帯や児童養護施設の子どもとでは、大学進学率に大きな差があります。
また子供が習い事をしている割合は、ふたり親世帯はひとり親世帯の2倍となっているということです。
カコタムでは学びの機会格差問題を解決するために、子どもたちを対象に主に3つの活動を柱としており、
①学習に取り組める環境づくりでは、児童養護施設やファミリーホーム、母子生活支援施設の子どもたちを対象に、一対一の学習ボランティアを行ったり
②視野が広がる環境づくりでは、5教科以外の体験、例えばキャンプなどの自然体験や、社会人へのインタビューなど「やりたい」を叶える環境を整えること、
③つながりができる環境づくりでは、中高生のためのオープンスペースを作り自由に過ごせる場所を提供などを行っているそうです。
羽生市でも、みんなの居場所づくりを行う「羽生の杜」(▶︎NPO法人 羽生の杜)や、子どもたちの学習支援を行うキャロット(▶︎キャロットのホームページへようこそ! - carrotwith ページ!)などがあり、行政と協力しながら様々な活動が行われていますが、カコタムさんの活動の様子は非常に参考になりました!
今日は私も所属する「子育て議員連盟・出産議員ネットワーク」(超党派で全国の議員が参加しています)が主催の勉強会でしたが、主催者の永野裕子豊島区議の「学習機会格差の問題を貧困の枠に閉じ込めないことが大切」という言葉でまとめとなりました(写真の上段、左から2番目に私がおります)
どういう背景であっても、子どもが等しく学ぶ機会を得ることができたり、安心して「やりたいことに挑戦できる」社会、そのための制度についてもしっかり考えていかなければと思います!
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