おはようございます、はにゅう市民ネットワークのさいとう万紀子です。昨日の雪から一転、今朝は青空が広がっていますね。立春を過ぎ、雨や雪が増えながら暖かくなっていくのかなあとわくわくします。
さて、2/8は埼玉県市民ネットワーク（▶︎HOME - 埼玉県市民ネットワーク）の総会とともに、FFF埼玉の「気候危機への活動と政治に望むこと」という県ネット主催の講演会に参加してきました。
FFFとは、フライデーズフォーフューチャーの略で、気候変動に対して行動する若い世代の活動団体です。日本には26地域にあり、今回は埼玉県で活動するFFFのメンバーにお話を伺いました。なんと参加してくれたのは18歳から22歳の3人！
▶︎https://instagram.com/fridaysforfuturesaitama?utm_medium=copy_linkより
メンバーみなさん様々なきっかけで「気候変動への危機感」を抱き、『将来に不安がなく期待を抱ける社会を目指す』を目標に活動しています。例えば、自分の食生活が動物や環境への負荷になっていることに気づき、ビーガン（卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない菜食主義のこと）になったメンバー、食品ロスの問題解決のため、規格外野菜を活用するお店を立ち上げたメンバー、18歳の高校生の「身の回りから社会へ、自分にできることのフィールドを拡大していきたい」との言葉も印象的でした。
※世界中で人為的に排出される温室効果ガスの3分の1は「食」に関係していると言われています。土地開墾や森林伐採、肥料の使用、家畜、食品廃棄物などが要因となり、地球上の77億人の需要を満たすための食料システムから温室効果ガスが発生しており、食生活を見直すことが必要のと見解を農林水産省も報告しています。
▶︎https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kaigi/attach/pdf/r02_03-2.pdf（農林水産省ホームページより）
ちなみに我が家も肉、魚を減らし、野菜や豆が中心の食生活を送っています。また地元産の食材を選ぶことで、輸送のためのCO2削減にも繋がりますよ！
▶︎https://instagram.com/fridaysforfuturesaitama?utm_medium=copy_linkより
FFFは環境問題について知ってもらう取り組みとともに、多くの市役所などへの政策提案も行ってきたそうです（10代、20代の若者ですよ！）しかし、「まわりの自治体と相談してから連絡します」と言われることが多かったそうです。現在「子どもや学生の声を反映する仕組みがない」にも関わらず、大人はどこまで課題解決を本気で考えているのか、という言葉に本当に申し訳なく思いました…同時に、
「社会に対して影響を与えられる場所に立つ大人、特に意思決定に携わる人は、その影響力の大きさを理解してほしい」
との言葉も…！！全大人が噛み締め、「いま」だけでなく「未来」を見据えて行動していくことが大人としての責任ですよね。
まずは今日の買い物から。どこでどうやって作られた食材なのか？環境負荷は？フェアトレードは？過剰包装ではないか？値段だけでなく、未来を守るための価値観で選んでいきたいですね。
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