朝おきてトイレに行って、顔を洗って、食事の支度に食器洗い。仕事から帰ったら手を洗ってうがいして、お風呂にも入ります。毎日の当たり前の習慣ですが、すべてに水道水が使われていて、そしてその水は「生活排水」として下水となりますが…
その下水、どうなるかご存知でしょうか?
先日、埼玉県ネットワークのみんなと、下水道の仕組みについて学び、また三郷市にある下水処理施設「中川水循環センター汚泥消化施設」の見学に行ってきました!
この中川水センターは、全国最大規模の「汚泥消化・バイオガス発電システム」の稼働が昨年11月に開始となったばかり。温室効果ガス削減や汚泥の有効活用にも期待が寄せられている注目の施設です!
▶︎https://news.yahoo.co.jp/articles/ce564566456c9ec155b00c0ddb588a97caee6f85
まず下水道の仕組みとしては、①処理場前と②水処理施設に分かれます。
▶︎https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/208558/r3all.pdfより
①の処理場前とは、家庭のトイレやシャワー、台所からの生活排水や工場からの排水、また雨水などが管を通って中継ポンプ場まで、②の水処理施設は、集まった下水をきれいにして川に放流するまでの施設です。
とにかく広い中川水センター、②の水処理に関して、どのように下水が浄化されていくのか?実際に施設内を歩いて見学させていただきました!
まず各家庭や工場、雨水が集まった、最初の下水の状態です。かなり濁っており、どぶのような臭いがします。これが…
ぶくぶくと泡が。何かというと、空気を送ることで微生物(クマムシやイタチムシ)が働き、汚れを分解してくれているんだそうです!微生物の働きや、活性汚泥となって水を分離することで…
最終的にこのくらい浄化された水となります。最後に次亜塩素酸ソーダで消毒し、私たちが出した下水は川へ放流となるそうです。
そしてこの中川水循環センターで特化していることは、分離された汚泥の一部を利用しバイオガスを発電していること。その目的として、
・温暖化対策の推進(温室効果ガス排出量の削減)
・汚泥処理、処分の効率化
・バイオガスの有効活用(グリーン電力の創出)
があるそうです。というのも、
▶︎県の事務事業における温室効果ガス排出量の状況 - 埼玉県より
なんと、下水道処理のために多くの温室効果ガスが排出されているという事実が‼️
バイオガス発電施設を導入後、年間発電量は925万kWh(一般家庭2100世帯分相当)になるそうで、温室効果ガスの削減やグリーン電力の創出などの目的が達成される見込みということです。
今回の施設見学は、県南部にある中川流域15市町(赤丸部分)の下水を処理する中川循環水センターでしたが、羽生市(青丸)は単独での下水処理を行っています。次回はぜひ羽生の下水処理場の見学に行き、またご報告したいと思います!
当たり前ですが、汚したままだと自然に大きな負荷がかかり、その結果として私たちも大きな影響を受けます(気候変動などまさにそうですね)。
ぜひ毎日使う水について、その行方を含め考えていくことが大切だなと思います。
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