さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

やっぱりローカル‼️

こんにちは、はにゅう市民ネットのさいとう万紀子です。冷たい雨の週末となりましたね。どうぞ体調に注意してお過ごしくださいね。

さて、前回のブログで地元のイベント #サンバンド に行ってきたことを報告したのですが、今回はやっぱりローカル(地元、地域)だよね!!と強く思った勉強会についてご紹介します^ ^

なんの勉強会だったかというと、なんと斎藤幸平さんの民主主義と気候変動に関するオンライン勉強会です!

斎藤幸平さんとは、『新書大賞2021』第1位にもなった『人新生の資本論』の作者で、今年から東京大学の教授をされている、なんとまだ35歳の研究者です。

この本は、人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代にどのような暮らしを目指すべきなのか、という内容ですが、本当ーーーにそうそうと頷くことばかりなので、ぜひまだの方は読んでほしいなと思います。

本の中でも、勉強会でも斎藤さんがおっしゃっているのは、とにかく気候危機に関して私たちは当事者としてすぐに気付き、動かなければならないということ。そしてこれまでのように物質を消費することではなく、質に価値を置いて、幸福の基準を考え直すことが必要ということです。

これまで日本は大量生産、大量消費をすることで経済を回していたけど、それは例えば海外の児童労働や搾取を生みだしていたり、製造・廃棄の過程で二酸化炭素を排出し、温暖化のスピードを速めることに繋がっています。

なんか小難しくなってきましたが、なにかというと遠く離れた場所で作られたものより、近くの誰かが作ったものを大切にしようよ、もっとローカルで回していこうよ!ってことです(超意訳!)

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羽生には田んぼや畑もたくさんあって、直接購入もできたり、イベントで生産者さんと直接お話しできることも増えてきました。

近くの誰かが作ったものを食べることで、食べ物を大切に感じたり、ありがたく思ったり、地元の経済も循環することは、とても素敵なことだし、流通によって排出される二酸化炭素の削減にも繋がります。

こちらも「幸福の基準」を考える時、すごく参考になる本です。よかったら読んでみてくださいね^ ^

※しかしリンクがどうしても「Amazon」さん(←超グローバル企業)というジレンマよ…!!!