さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

給食からつながる地域!ー令和5年度9月議会⑤ー

こんにちは、すこーしずつ過ごしやすくなってきたでしょうか?昨日、委員会が無事終了しましたが、もう決算の数字と色んな説明と慣れない進行でぐったりのさいとうです(-。-;

委員会についても、またしっかりご報告出来ればと思うのですが、今回は9月7日に行われた一般質問についてです。

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さて!何度もブログに書いてきましたが、地産地消の給食の推進についてです。私としては、これは「学校給食のこと」というより「(給食という)食を通じたまちづくり」だと思い、提案させてもらいました!

以下は、7日に羽生市に一般質問として提案した原稿となります。少し長いですが、読んでいただけると嬉しいです^ ^

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1項目目は地産地消給食の推進についてです。子どもたちの成長や健康に欠かせない学 校給食に、地域振興の面からも注目が集まっています。給食は子どもと保護者の問題と思われがちですが、教育政策や福祉政策はもちろん、食の安全や環境保全、農業政策、そして地域の活性化など、こどもを真ん中に多様な人々をつなぎ、地域をより豊かにするきっかけと なる可能性を持つ、地域振興の大きな「鍵」となります。
学校給食における地場産物の利用や米飯給食の推進などが盛り込まれた食育推進基本法 が2006年3月に制定されましたが、学校給食の食材は年間およそ2億円、これを流出さ せることなく市内で循環させることは経済面からも重要です。地産地消給食の推進は、子ど もたちが安全で新鮮な美味しい給食を食べられるだけでなく、地域自給の向上、農家が安定 した販路を獲得することによる農業振興や地域の経済振興、輸送に係る二酸化炭素の低減 とゼロカーボンシティ実現にも効果があると考えますが、1 点目は地場産食材を給食に活用 する意義について、羽生市の考えをお伺いします。

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(7日の一般質問の様子)

2点目は現在の状況についてです。羽生市では、R5年度の「羽生の教育」において「羽 生産の食材を使用した郷土食豊かな給食を提供して地産・地消を推進するとともに、栄養バ ランスのとれた安全で豊かな食事を提供します」とし、また H30年度に出された羽生市農業農村基本計画には、「生産者、流通業者、学校関係者との連携による学校給食における 地元産地食材利用の拡大を推進します」と記載、平成34年(R4 年)には利用率を20%、 平成39年(R9年)には25%との目標を設定していますが、R4 年度は最終的に16. 9%と目標達成には至りませんでした。地産地消給食の推進には、農政課や給食センターだけでなく、さまざまな団体との連携が必要と考えますが、現在の状況と今後の連携に関する取り組みについて伺います。

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(発戸地区のはざ掛け)

3点目は、令和9年に25%という目標を達成するための取り組みについてです。なにより食材を納入してくださる農家を増やす必要があると考えますが、協力してくださる農家を増やしていくためどのようなアプローチを考え、また何件の農家の協力を目標としてい るのでしょうか。また扱っている品目数は H28年度は14品目とのことでしたが、現在の品目数とこれから目標とする品数をお聞きします。

最後に羽生産の特別栽培米の利用について伺います。2021年3月に農林水産省が「みどりの食料システム戦略」を発表し、2050年までに農林水産業のCO2排出量ゼロ、化学農薬の使用量50%削減、化学肥料の使用量30%削減、そして有機農業の面積を全農地 の25%という4つの数値目標を掲げ、現在羽生市でも化学肥料低減のための取り組みを行っています。田植え前から収穫までの間に、対象農薬を5割以下に抑え、さらに化学肥料の窒素成分を5割以下に抑えて栽培された特別栽培米を給食で活用することは、こども達や保護者に手間暇をかけて作られたお米があることを知ってもらう機会となるだけでなく、 環境に配慮した農家を支援することにもつながります。ぜひまずは1日だけでも特別栽培 米を給食で提供することで、さらに地産地消の理解が深まると考えますが、いかがでしょうか。

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(議長に陳情書が提出されました)

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▶︎https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2021032500021/file_contents/iken.pdf

学校給食に関しては、これまでもパブリックコメントや市長への手紙にも地産地消、また有機給食の推進に関する市民からの意見が多く寄せられており、また今回議会にも、地産地消給食の推進を求める陳情書が提出されるなど、保護者のみならず多くの市民の関心が高いことが分かっています。ぜひまち全体で取り組んでいければと思い、1項目目の質問といたします。

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最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました!羽生市からの回答はまた次回。

羽生市でも稲刈りの季節、まだまだ暑い中で作業してくださる農家の皆さんに、心から感謝すると同時に、新米が本当に楽しみです😊✨

▶︎齋藤万紀子 lit.link(リットリンク)(さいとうのFacebookInstagram、メールアドレスなどはこちらから)

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