さて、ここでクイズです(*゚▽゚)ノ
憲法を守るべきは一体誰でしょうか?
チッチッチッチーー⏰
誰だと思いましたか?
私はずっと憲法を守るのは「私たち国民みんな」だと思ってました。
でも違うんです!
正解は「政治家や裁判官、公務員」なんですが、知ってましたか〜(^^)?
具体的な内容はまた次回、と書いておきながら間が空いてしまいました(^_^;)
「憲法を守るのは国民」と思ってる人が多く(私も含む)
国民みんなが憲法を守って、いい国にしなきゃね、みたいに考えてました。
日高市こま舎での勉強会でも、まずは憲法は誰か守るものなのか、から入りました。
そこで紹介してもらったのがこの絵本、「檻の中のライオン」(楾大樹 著 かもがわ出版)です。
クイズの答えである、憲法を守るべき政治家や公務員とは
暮らしの中でルールを作ったり国の方針を決めることのできるひと、つまり「権力者」です。
『憲法の話の前提にあるのは、「だれもが、人間らしく生きていく権利を生まれながらに与えられている」という考え方です。
私たちは、一人ひとりが人間として尊重されなければならない。けれど、それぞれ違う個性をもった人々がお互いに尊重しながら生きていくためには、ルールやしくみが必要ですよね。そこで、国民がルール作りやルールに則ったしくみの運営を任せているのが政府や国、つまり「ライオン」です。』
(絵本の作者 楾大樹インタビューhttps://kokocara.pal-system.co.jp/2019/04/15/lion-in-a-cage/)
この絵本「檻の中のライオン」では
権力者をライオンに例え、そしてライオンが好き勝手しないように
(人類の歴史を振り返っても、権力を持つことで独裁したり戦争したりということが多くありますよね)
縛るための装置が憲法となっています。
つまりライオンは檻の中の(憲法の中)でのみルールを作ることが出来る、
と今の日本の仕組みを例えているわけです。
例えば第24条の婚姻に関する2つの条文に
「家族は社会の自然かつ基礎的な単位として尊重される。
家族は互いに助け合わなければならない」
という文が加わっています。
ん…???
なんかおかしいですよね???
憲法は権力者が守るものなのに、なんか国民が守ることになってる!!
(ここでは家族は助け合わなければならない、ということの争点は置いておきます。が、虐待を受けた子どもやDVを受けてる家族も助け合わなきゃいけないの??)
『私はよく動物園のライオンに例えるんです。私たちは動物園に行った時、ライオンを見て「すごいなぁ」と思うことはあっても、「檻があってよかった」とは考えませんよね。けれど、動物園で檻のことを意識しないのは、檻がきちんと機能しているからなんです。しっかりした檻があってこそ、檻のことを考えないで安心して動物園を楽しめる。』(同)
普段は意識しない憲法も、
改正となったら大きく変わることを考えなくてはいけません。
と私も思ってしまいますが、
羽生でもぜひ気軽に子どもたちも参加できるような機会を作りたいと思います😊
ぜひ一緒に考えていきましょう〜!
そして今後テレビや新聞で憲法改正という言葉を聞いたら
チェックですよ〜( ´ ▽ ` )ノ
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