さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

海洋プラスチックの勉強会とゴミ拾い その2

こんにちは、引き続き海洋プラスチックの勉強会についてです。

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前回のブログにも書いたように

株式会社ピリカは2011年に京都大学の研究室から生まれた、

科学技術の力で、人類が生み出した最も大きな課題である環境問題に挑戦している会社、なんですが(写真はピリカの代表小嶌さんとさいとう)、

ピリカの3つの主な事業(ポイ捨てごみの回収、ポイ捨てごみの調査、ごみの海洋流出阻止)の中の調査のなかで、

ごみについての様々なことをデータ化する、という大切な取り組みがあります。

例えばまちのきれいさについてですが、なんとなくこのまちきれいだな〜とか、この駅前汚いな、とか感じたことはあるかもしれませんが、

それを実際に表している一般的な指標はありません。

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これはピリカさんの「人工知能を用いた画像認識技術でポイ捨てごみの分布や深刻さを計測することのできるシステム」によって表された表参道と川崎のゴミの分布の様子。

赤いところがホットスポットになっていて、川崎のほうがゴミに関しては深刻ということがわかります。

「調査結果を活用してポイ捨て防止施策の効果測定や改善コンサルティング、都市開発、研究などを行い、ポイ捨てのない街づくりに貢献します」(ピリカホームページより)

ということで、ピリカさんのデータは公式に扱われていて、こういう指標があると地域で比較できたり、

取り組むべき優先順位が見えてきて、自治体も始めやすいと感じました!

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また海に流れ出たマイクロプラスチックについても、

川崎市議の小田理恵子さんなどとともに自治体に協力を要請しつつ調査していて、

どんな製品のなんの破片なのかまで研究しているそうです。

そしてなんと!その結果、東京湾や川崎近郊の海で1番多かったマイクロプラスチック、なんだと思いますか〜?

 

チッチッチッ…⏳

 

 

正解は…

 

なんと「人工芝」!!だそうです。

都会では学校のグラウンドや公園でよく使われている人工芝ですが、その破片(踏み潰されたり磨耗したりなど)が

水路へ飛ばされそこから川や海へ流れていくとのことで、

参加者みんな驚いたのですが、マイクロプラスチックの出所が分かると対応も出来るので、

調査の重要性を再認識しました。

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さて前回のブログにも書いたピリカさんのゴミ拾いアプリ、早速ダウンロードして…

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アプリを使うため笑、もちろんゴミ拾いもしてきました(^o^)/

15分程度でしたが、空き缶やタバコの吸い殻、お菓子の小分け袋など結構落ちていました。

海洋プラスチック問題、温暖化、気候変動、とにかく大きな問題が山積みですが、

まずはぜひ一緒にゴミ拾いしてみませんか^_^?


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