こんにちは、羽生市議のさいとう万紀子です。
今日は議員向けの海洋プラスチックの勉強会に参加してきました!
海洋プラスチック…最近よく耳にすることもあるかもしれませんが、
生活の中で出たプラスチック(ペットボトルやゴミ袋、白色トレーやラップ、アクリル素材の服など様々!)が生活圏内から下水や川などを通じ海にまで流れ出て、
海を漂い続けたり、海岸を埋め尽くしたり、それらを亀やクジラが食べてしまったり、
マイクロプラスチックとなって生態系に様々な影響を及ぼしたりと、
世界中で大きな問題となっているのが海洋プラスチックです。
(WWF JAPANホームページより)
20年30年先を見据えた施策をとるべき議員は、自治体とともにこの問題にどう向き合っていけばいいのか、を
環境問題に取り組む株式会社ピリカの小嶌(こじま)不二夫さんと、
元川崎市議の小田理恵子さんを講師に学んできました!
株式会社ピリカは「科学技術の力であらゆる環境問題を克服する」ことを目的に、京都大学の研究室にいた小嶌さんが設立した会社です。
https://corp.pirika.org/(ピリカホームページ)
ピリカは主な事業として
1、ポイ捨てごみの回収
2、ポイ捨てごみの調査
3、ごみの海洋流出阻止
としていて、その中でもスマホアプリを使って世界中でゴミを拾い尽くす!なんて面白い取り組みもしています。
実はこのアプリ、世界96カ国で様々な企業や自治体も導入しているそうです。
ゴミの種類をデータベース化したり、イベント化してみんなに広めるのに最適だし、
ぜひ皆さんもダウンロードしてみてくださいね(^o^)/
さてそんなピリカの小嶌さんのお話ですが、
なぜ海洋プラスチック問題か、というとその影響はまだまだ分かっていないことも多いとのこと。
けれど世界中で人口やモノが増え、使われるプラスチックの量も増加し、
最近の研究では2050年には魚より多くの数のプラスチックが海に漂うことになる、と言われているそうです。
例えば魚は口にしたプラスチックを身体から排出することはできず、
その生態系に影響を及ぼすことは明らかです。
そして石油から出来ているプラスチックは化学物質を吸着しやすい性質を持っており、
プラスチックは排出することのできる私たち人間にも、
魚などを通じて身体の中に入った化学物質は、私たちの身体(特に子どもたち)にどんな問題を引き起こすか分かりません…
ということで、予防原則のもと大きな問題になる前に出来る限りどうにかしていこう、というのが小嶌さんのお話しです。
ところで…!
台風19号で利根川の水が上昇し、水が引いた後、流木とともに川の中のゴミも土手に上がり、帯状にずっと残ってる状態です。
この写真は先週金曜(11月1日)に撮ったものですが、
今日の話しを聞き、今回はたまたまゴミが陸地に上がってきたけど、
これらが海に流れ海洋プラスチックになるのだ、と恐ろしくなりました。
海洋プラスチック、マイクロプラスチック問題は、こんなに私たちの近くにある。
NPO「利根川の魅力を育む会」とともにゴミ拾いをする予定です!
ぜひ皆さんご参加ください(^o^)/
ピリカのアプリも使いつつ、ぜひ子どもたちも一緒に楽しみながら、
環境問題を身近に感じることが出来たらと思います。
ご参加いただける方はコメント残していただけたら直接連絡させていただきます^_^
(海洋プラスチック勉強会の話しはその2に続きます!)
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