さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

「げんしりょく防災」ってなあに?その2

こんにちは、さいとう万紀子です。

引き続き「げんしりょく防災」について(^o^)/

前回は、日本に住んでる私たちは、どこに住んでいても原発事故が起こった場合被ばくする可能性があり(特に子どもと妊婦は影響大!)

しかも放射性物質は見えない、臭わない、触らないので、

しっかり知識を持って対応することが大事‼️

ということで、今日はその具体的な方法についてです。

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講師の福井桂さんいわく「げんしりょく防災」とは放射性物質による被ばくを出来るだけ防ぎ、体を守るための防災のことだそうです。

げんしりょく防災のために必要なことは

①とっとと逃げる

特に小さいお子さんがいたら、思い切って遠くに避難!

風向き、降雨、交通の正確な情報を得て、避難の段取りを!

周囲の「大丈夫」に惑わされず、自分で得た情報をもとに判断を。

②心のバリアをとる

災害時に避難するとき1番の壁になるのが「正常性バイアス

自分は大丈夫、と思い込んでいることで避難が遅れてしまいます。

みんな逃げないから逃げない、ではなく自分で判断して率先避難者になることが大切!

③被害を少しでも減らす

放射線による被ばくは、放射性物質を浴びたら、吸い込んだりする量が多いほど危険!

継続的に取り入れ続けると蓄積される。

反対に少しでも減らせば体への影響が少なくなる。

ということでした。f:id:wakuwakutown:20200115120854j:image

子どもを外で遊ばせてしまった

マスクをつけず外に出てしまった

なにも知らず放射線量の高い方へ避難し、雨に当たってしまった

…これは福島の事故のあとのお母さんたちへのアンケートの答えです。

5年後10年後が心配という声もあり、不安を持ち続けるお母さんたちが多いということです。

私も子育て中なので、このアンケートを読んで、本当に心が痛いです。

しっかり知識を持つこと。そして原発事故が起こらないためにはどうしたらいいのか、

と考え続けることが、私たち保護者としての責任なのかなと思いました。

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「げんしりょく防災」の講座は2〜3人のグループから開催出来るそうです(^o^)/

問い合わせ・申し込みは

✉️ genbousaitama@gmail.com

とのこと。

ぜひ一緒に勉強してみませんか〜(^o^)/