さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

12月定例議会 一般質問 その2

こんにちは、さいとう万紀子です^_^

今日は常任委員会があり、私は都市民生委員会(子育て、市民福祉、まちづくり、上下水道などのを話し合う)に任されている議案(条例の改正や予算について)の審査と、一件の請願について話し合ってきました。

今回は初めて請願の紹介議員になったり、取り扱いも初めてだったので、色々反省もありつつ学びの多い委員会でした。

一般質問の2項目は、災害時の要支援者(高齢者や障害を持った方など)の避難と、福祉避難所についてです。

ご家族やご近所に、介護が必要な方がいらっしゃると思いますが、災害時はどうするのか?

そして避難所での生活を考えると、妊娠中の方や小さいお子さんがいる方も色々心配も多いと思います。

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壇上で私が一般質問している写真です📸

以下一般質問の原稿なので、ぜひお読みくださいね😊

(答弁に関して足りない部分がありますが、また書き足していきますのでご了承ください🙇)

2項目の要支援者の避難に関してです。「羽生市地域防災計画」のなかに記載もありますが、2013年に災害対策基本法が改正され、「避難行動要支援者名簿」の作成が義務付けられました。羽生市でも2015年4月からこの名簿活用制度が施行され、高齢者や身体障碍者手帳の1級から3級に各当する方、療育手帳を持っている方など、災害時に自ら避難することが困難な人がこの「要支援者」にあてはまるとされています。

今回の台風19号の例では、埼玉県内で被災した特別養護老人ホーム「川越キングスガーデン」においては、市と日ごろから連携を取り合っていたことが幸いし、入居者は全員無事だったと報告されています。

一方、福島県では浸水した自宅に取り残れた聴覚障碍者がおり、自力では救助要請できず消防隊員の声も聞こえなかったという新聞記事もありました。

避難に時間がかかる要支援者は特に、早めの避難指示が必要です。私自身車いすを利用する家族がおり、同じく車椅子家族の会のメンバーとも、しっかりした個別の避難計画の重要性を確認しました。

また阪神大震災のあと、体調悪化などから災害関連死を防ぐことを目的とし、国は福祉避難所の指定を自治体に求め、現在羽生市でも14の福祉避難所が指定されています。しかし実は台風19号で被害を受けたさきほどの「川越キングスガーデン」はその福祉避難所に指定されていました。そして同じく被災した川越の障碍者施設「初雁の家」の、自閉症発達障害を抱える入居者約20人は、一般の避難所3か所を転々とし、福祉避難所に指定されていない場所での生活が長く続き、大きな不安とストレスにさらされたのことでした。

以上の点をふまえ質問します。

 

1) 今回の台風ではこの「避難行動要支援者名簿」の活用がどの程度あったのでしょうか

     ↓

10月10日(上陸の2日前)の時点で用意をして、自主防災組織に渡す予定だったとのことだが、要支援者自身との連絡は全く取れておらず、自主防災組織に渡しても避難に繋がったとは思えない

2) 「羽生市避難行動要支援者名簿活用制度実施要項」の中に個別計画の作成とありますが、作成はどのくらい進んでいるのでしょうか

     ↓

名簿は自治会と民生委員に渡しているということだが、要支援者(当事者)やその家族には話を聞いたことはないとのこと。具体的な避難経路や避難場所の候補地などは当事者や、日々当事者と関わっているケア施設の職員さんや学校と協力する必要があり、今後は連携して作っていくということ。
3) 福祉避難所や病院と名簿や情報の共有などはどの程度できているのでしょうか

   ↓

今後は避難行動要支援者名簿とは別に、医者的ケアが必要な方は同意を得た上で新たな名簿を作成し、発災時に迅速に医療機関に情報伝達ができる体制作りに取り組んで行く。また福祉避難所に関しても、災害時に迅速に対応出来るような体制を協議していく

4) 福祉避難所が被災した場合の受け入れ先はどうなっているのでしょうか

    ↓

現在羽生市群馬県板倉町明和町千代田町加須市と「災害時における相互応援なら関する協定書」を締結しているので、福祉避難所に関しても協議を進めたい。また他県との連携、協力も視野に入れたい
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