雪ですね〜、満開の桜に雪。
コロナウイルスもこの雪と一緒に溶けてくれればいいのにな〜と願いますが、
まあ無理なので、基本的には外出自粛…
が効果的だとは思うのですが、この数週間の大きな大きな変化で、経済的にも身体的にも心理的にも、
私たちには色んなものがのし掛かっていて、
それは特に普段からつらい立場のひとに、より大きな負担となっていると思います。
→性的虐待、ネグレクト…10代少女たちが新型コロナ「外出自粛要請」に怯える理由 | Business Insider Japan
→給食中止「食うに困る子」143万人の切実な事情 | コロナショックの大波紋 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
→「長期休校」に僕はきっと耐えられなかった。精神疾患の親をもつ子どもの家庭の事情 - wezzy|ウェジー
みんなが同じ方向を向いてしっかりこの感染拡大に取り組む必要があることはもちろんですが、
私たちは常に、目の前のひとには自分には見えないそれぞれの事情があって、
これまでそういう事情を汲む努力を自分は、社会はしてきたのか、
そういう人たちにも同じ方向を向いてくれるよう、説明を尽くしてきたのか、
ということを、議員という立場になって考えることが多くなりました。
(今日の東京新聞社説で、若者の行動に対する批判めいた文章が載っていましたが、メディアや自粛を要請する政府や自治体は、これまで若者の声にしっかり耳を傾けてきたのか、子どもや未来のための教育や投資をしてきたのか、若者に向けて自分たちの声を届けるための選挙活動や投票率を上げるための活動をしてきたのか、若者に対してどれだけの説明を尽くしてきたのかなどなど、色々思うところがありました)
そして残念ながら、それは私にとってもまだまだ途上なことでもあります。
けれど、とにかく色んな状況のひとがいて、いま困ったと感じてるひとがいる。
そのために今日は、NPO法人羽生の杜での「みんなの食堂」での食事作りを手伝ってきました。
本当は、長らくの休校で中々遊ぶことが出来ない子どもたち(さてはそれぞれみんな事情のある)に、
お腹いっぱいの外でのご飯と、広い庭を解放したい、という代表の田村さんの思いに賛同してのお手伝いですが、
残念ながらの雪のお天気…ということで、急遽お弁当という形で
来てくださった方には食事を提供することになりました。
もちろんみんなマスクとアルコール消毒、そして
非接触型の体温計も用意し、看護士さんも常駐。
カレーとブコッリーと卵のミモザサラダをお弁当という形で用意し、
今日は約30食分を、来て下さった子どものいるご家庭にお渡ししました。
ラーメンやお菓子など、子どもにはお土産付き!
今日の食材やお土産は、個人による寄付もありますが
ほとんどは埼玉フードパントリーネットワークさんから譲り受けたもの。
埼玉フードパントリーネットワークさんとは、
フードパントリーは、ひとり親や生活困窮者など、生活に困っている人々に食料を無料で配布するための地域の拠点です。埼玉県では、フードバンクであるセカンドハーベスト・ジャパンと連携し、企業などから寄付された大量の食料を必要とする皆さんに届けるため、このフードパントリー活動を支援しています。
フードパントリーを運営する団体同士で結成したのが、埼玉フードパントリーネットワーク(任意団体)です。
今日のほとんどの食材やお土産も、
各問屋、食品企業さんたちが、休校に伴い行き場を失った給食の食材を、埼玉フードパントリーネットワークさんに寄付してくださったものです。
寄付してくださった方々、本当にどうもありがとうございます😊
子どもたち、みんな笑顔で帰りましたよ。
いま現在、誰もが先が見えないし、みんななにが正解なのか、
どういう毎日を過ごせばいいのか、もちろん私自身も含めて途方に暮れることも多いと思いますが、
議員として、子どもたちの保護者として、ひとつひとつ精査しながら行動していきたいなと思います。
(それでも…間違ったことをしても許してほしいし、許しあえる社会であってほしいなー😂)
最後に、いいなと思った今日の読売新聞の社説のラスト。(最近は読めるときは朝日、埼玉、読売、東京新聞の四紙を購読してます。)
「見えない脅威との対峙が続くしんどい毎日、弱さを自認しつつ、踏ん張りたい。」
なるたけ踏ん張ります!