さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

私たちの不自由な生活のなかで。

おはようございます☀ 

埼玉は風もなく、青空の気持ちいい朝です。

さて、昨晩緊急事態宣言が出され、埼玉県もその対象となりました。

羽生市では小・中学校の休業が5月6日まで延期されましたが、

食料品店などは開いているし(イオンの専門店街はお休みだそうです)、市役所も職員全員がマスクを着用し、いまのところ業務の変更などはないということです。

が、さて。。

外出制限以外は変わらない、と言ってもそれでもなんだか肩に力が入るし緊張してしまう状況です。

そんな時、大好きな絵本作家の五味太郎さんの素敵なインタビュー記事を見つけました。

五味太郎さん、不自由さへの直言「自由なんてのは存在しない」

「自由なんてのは存在しなくて、あると思うから不自由を意識しちゃう。誰でも引力や天気にあらがって生きてるわけだし、鳥は自由でいいななんて言うのは、鳥の大変さ、不自由さをわかってない人。不自由なのは前提だもん。限られた材料や選択肢の中で、悩むしかない。大人も子どもも。これを機に、十分悩みましょうよ。」

緊急事態宣言、長い学校休業、初めてのことだらけで、そりゃ大人もツライし悩みますよね。

でも五味さんがいうよう、「不自由さ」の中だから見つかるものもあると思います(とゆうか自分で見つけにいきます!)

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子どもたちがずっと家にいるので、一緒に外で遊ぶのですが、もう私はすぐ疲れてしまってごろっと地面に寝転がったら、なんと気持ちのいいことか‼️

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お出かけ出来ないので、先週末は家族みんなで初めて外でランチにしました。

鳥の声が聴こえてすごく贅沢な時間でした。

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小3になる長男は、ご飯炊きを練習しています(我が家は土鍋です^ ^)

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上手に炊けて嬉しそう^ ^

もちろん子どもたちはずっとゲームしてる時もあるし、宿題が分からなくてカンシャクを起こしたり、兄弟ゲンカをしたりもあります。

そして私自身もキーー!となることももちろん、本当に、多々あります。

でも五味さんがいうよう、いまの不自由な環境だからわかること、初めて体験することもたくさんある、と思いたい。

 『「鎖国」で解決する?』

(インタビュー)「鎖国」で解決する? 新型コロナ 國井修さん:朝日新聞デジタル

3月25日の朝日新聞の記事で、世界エイズ結核マラリア対策基金の國井修さんのインタビューですが、

アフリカではエボラ出血熱(致死率90%)やコレラ、三大感染者と言われるたった三つの病気で1日7000人が亡くなっていること。

患者はマラリアだけでも年2億人以上だけど、大半がアジア、アフリカなどの低・中所得国なのでそれほど騒がれないことに批判を込めて言及しており、

感染に国境はないので、自国を守るためにも途上国への支援の重要性を述べています。

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また3月29日の読売新聞、長崎大熱帯医学研究所教授の山本太郎氏はインタビューで、

現代は都市に人々が密集し、地球の隅々まで交通網が発達し、人々が移動、交流するスピードも速い。

私たちの食卓にあがる食べ物も、海をこえてきているものがたくさんあります。

「現在の社会のあり方」がコロナウイルスパンデミックの格好の「揺りかご」になった、と話しており、

このコロナウイルスはまさに現代的なパンデミックである、とも述べています。

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こんな時代をつくってきたのも(もしくは気付かなくてもそれに加担してるのも)自分たち。

五味さんが言うよう、限られた選択肢のなかで、不自由さのなかで、一緒に悩み過ごし、これから、についても考えていけたらと思います。

とりあえずは…日々‼️

大変な毎日が続きますが、新しい発見を見つけつつ、ご飯をよく噛んでしっかり食べて、よく寝て、お互いの弱さを認めつつ、みんなで踏ん張っていきましょうね。