2020年大晦日を迎えました。
私さいとうや、はにゅう市民ネットの活動を応援してくださった皆様、関わってくださった皆様、一緒に活動してくださった皆様、
今年もどうもありがとうございました。
今年の報告については、今日まで悩み、大掃除やなんやかんやで夕方になってしまいました。
(今年最後の夕焼け)
自分自身が振り返るためにも、今年の活動についてまとめていきます。
2020年最初の大きな活動は、
「わくわくカフェ特別版 みんなでお餅つき!」でした。
(こんな密な感じすでに懐かしいですが)たくさんの子どもたちが参加してくれ、
臼と杵でお餅つきを楽しみながら、保護者の皆さんとも子育てなどについて情報交換をさせてもらいました。
2月、3月は『政治と若者をつなぐNPOドットJP』から、大学生3人がインターンに来てくれてました。
立て看板を一緒に作ったり、ポスティングを一緒にしたり
イマドキの若者について教えてもらったり、色んなことをともに経験できたことで、私自身もたくさん学ばせてもらいました。
2020年2月27日は忘れられません。
政府による一斉休校の要請の放送を聞いたときは、
私だけでなくすべての保護者がパニックに陥ったと思います。
とにかく市や県、国からの情報をしっかり保護者へ届けなければ、
という思いでブログやSNSを更新していました。
そんな中で開催された3月議会では、
①「子どもの権利条約を踏まえた教育について」
②「男性職員の育児休業の取得について」を一般質問しました。
①の「子どもの権利条約を踏まえた教育」については…私の勉強&努力不足で、うまく伝えることが出来ず、多くの反省と後悔があります。
「子どもの権利」については、休校中の学ぶ権利についても多くの報道等で取り上げられましたが、ぜひ!学校や教育委員会も巻き込んで、みんなで学んでいけたらと思っています。
②「男性職員の育児休業の取得について」ですが、羽生市役所では現在6%に過ぎず、今後の育休取得率の目標についてはどう考えているのか、との質問に100%という回答をいただきました!
今年1番の成果だったと思います(o^^o)
4月1日には、子どもたちや子どもたちの学びの場を守っていくことを目的とした要望書を、
はにゅう市民ネットと羽生の杜、そして保護者有志の皆さんの連名で羽生市教育委員会に提出しました。
その後緊急事態宣言が出され、子どもたちの休校は3か月間にも渡りました。
様々な環境で過ごしている子どもたちがいることから、
羽生の杜でのパントリーやお弁当配布のお手伝いをしました。
そこで、休校中の学校とのかかわり方に保護者の皆さんが不満を持っていることも知り、はにゅうネットで「休校中の過ごしかた」についてのアンケートを、市内の保護者向けに実施しました。
263件もの回答が集まり、6月議会ではその結果をもとに
「小中学校再開後の子どもたちの学習や生活について」を一般質問しました。
アンケートに関しては、私が自身が子育て中だからこそ気づいたことがすごく大きかったと思います。
「当事者の声を議会に届けること」を、なにより大切にしていきたいと思います。
感染拡大防止のために、これまで定期的に行ってきたわくわくカフェを、オンラインで開催しました。
やっぱりもちろん直接会えるのがいいですが、自宅から手軽に参加できるのはいいなと思います。
7月の臨時議会、そして9月議会で、国からの臨時交付金について羽生市でも補正予算が組まれましたが、
子育て世帯や困っている世帯への支援の予算が明らかに少なく、議案に関し反対の立場をとりました。
教育や生活に関する費用は、子どもの生存に直結します。
大変な状況だからこそ、市民の命や財産を守ることを第一に考えた政策であるべきだと思うし、今後も市民の生活を守ることを第一に活動していきたいと思います。
9月議会では、
を一般質問をしました。
コロナなどによる経済の落ち込みで、7万5千人以上の方が解雇や雇止めの状況となっていますが、
②に関しては、来月以降公民館でフードドライブ(食品の無償提供)の開催が決定しています。
みなさま、ぜひご協力をよろしくお願いいたします!
10月からは、市内小中学校の再編成についての議論が進み
保護者の皆さんを中心に、とにかく知ってもらうためにたくさんの呼びかけを心掛けました。
何よりも子どもたちの教育環境を充実させていくためにはどのような道がいいのか、みんなで考えていくことが必要です。
学校生活でも日常の暮らしでも、様々な制限がある子どもたちに思いっきり楽しんでもらいたい!と
少しコロナが落ち着いた秋に「わくわくカフェ みんなで宝探し!」を開催しました。
羽生の杜の広い庭で、みんなが笑顔で駆け回っている姿を見られたことは本当にうれしかったです。
12月議会の準備はいっぱいいっぱいで、通告書の提出が本当にぎりぎりになってしましたしたが、
①「羽生市におけるセーフティネットについて」の質問では、大変な社会状況を鑑み、市長から前向きな答弁があったことが収穫です。
また市民のみなさんからの声も大きかった②「市の管理する施設でコロナ感染が確認された場合の対応について」ですが、
やはり状況や保健所の要請に拠って対応は変化するので、具体的な事例を示せなかったことが反省です。
今後も市からの情報をしっかりわかりやすく提供していけるよう、発信を続けていきたいと思います。
今年はコロナ一色の議会でしたが、「時代に合わせた、またより市民に開かれた議会」にしていくための「議会改革特別委員会」が設置された年でもありました。
議員2年目で大変な社会の変化のど真ん中におり、力不足感は否めませんし、本当に足りない部分や力不足による後悔がたくさんあります。
けれど「当事者の声を議会に届ける」「子どもや弱い立場にいるひとの声をしっかり受け止める」ことを活動の中心において、来年も精進していきたいと思います。
さて、夕方このブログを書き始めましたがあっという間に夜中です。
この間おそばを作ってくださった夫や、いろんな手伝いをしてくれる子どもたち理解のある両親感謝しつつ、2020年の報告といたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年12月31日 齋藤万紀子