さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

環境基本計画ー市民の声の反映は?ー

おはようございます、羽生市議のさいとう万紀子です^ ^

土曜日はワクチンシミュレーションへ、日曜日は学校再編成の説明会に参加と少し慌ただしい週末でした。

今週はさらに予定満載なので、新緑に癒されながら楽しくかんぱっていきたいと思います( ̄^ ̄)ゞ

さて、前回は26件!集まった環境基本計画のパブリックコメントについて報告しました。

▶︎環境基本計画ーパブコメたくさん集まりました!ー - さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

改めまして、パブコメを寄せてくださった皆さま、本当にありがとうございます😊✨✨

環境問題への危機感や羽生市に対するメッセージの意味も大きいと思います!

改めてですがパブリックコメントとは、

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市が基本的な意思決定を行う前に、広く市民の皆さんから意見をいただき、これを参考にして意思決定を行うためのものであると、羽生市のホームページで説明されています(▶︎パブリックコメント | 羽生市

例えばこれは熊本市地球温暖化対策実行計画に関するパブリックコメントですが、

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▶︎https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=33231&sub_id=4&flid=245139

市民からのパブコメに対して、熊本市の対応としては5段階となっていますが、意見を踏まえて計画が修正、追加されたものが6件あります。

またこちらは袖ケ浦市の環境基本計画に関するパブリックコメントですが、

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袖ヶ浦市の対応は4段階、意見の反映、修正は2件ですね。

これは朝霞市障害福祉計画に関するものですが、

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▶︎https://www.city.asaka.lg.jp/uploaded/attachment/68259.pdf

このような感じで、ものすごく具体的で丁寧な修正がパブコメ26件中19件で行われていました。

さて!ここで今回の羽生市環境計画に対してどのようなご意見が届き、それに対する羽生市の対応はと言いますと

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地産地消や子どもたちの学校給食に関して、たくさんの方から意見質問が届いていますね。

地元産の食材を使うこは、子どもたちだけではなく農業支援、まちづくりにも繋がりますが…

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残念ながらパブコメは反映れず、計画案は変更されてません。

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ゴミ問題に関しても、行田市と共同で清掃センターを作る方針が出されたこともあり、たくさん意見が出されています。しかしこれも、意見の反映とともに計画の変更はありません。

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というか、せっけん利用に関しても、ゴミの排出量に関しても、農業体験にしても、提出された26件の意見に対して修正変更はひとつもなく『全て計画案のとおり』となっています。

▶︎https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2021032500021/file_contents/iken.pdf

これは…何のためにパブコメを募集したのでしょうか😂?!

羽生市環境課にお話を聞いたところ「目標達成可能な現実的な計画であるべきなので」というお話しでしたが、市民からさらに具体的で高い目標が提案されているのに、市がその意見を反映させないことに、すごく疑問を感じます。

ちなみに環境計画と同時期に発表された「第6期羽生市障がい福祉計画・第2期羽生市障がい児福祉計画」では、寄せられたパブコメが反映され、計画案の修正が適宜行われています。

▶︎「第6期羽生市障がい福祉計画・第2期羽生市障がい児福祉計画」意見募集結果 | 羽生市

羽生市は『市民が主役のまちづくり』をまちの基本姿勢としています。

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市民の声を生かし、そのための環境を整え支援していくことか行政の仕事ではないでしょうか?

今回羽生市環境基本計画は10年間が期間とされていますが、ぜひ社会情勢や環境の変化に応じ、しっかり見直しや変更を行い、市民とともに未来を見据えた取り組みとなっていくことを切に願います。