連日、羽生市でもコロナウイルス感染の陽性者が確認され、不安に感じてらっしゃる方も多いと思います。
しかし現在、いつ、誰が陽性と確認されてもおかしくない状況であり、まずは陽性者の方の体調が1日も早く回復することを祈り、そして回復した暁には、しっかり周囲でフォロー出来る体制を整えることが何より大切だと私個人としては考えています。
とは言っても2学期も始まり、10代の感染も増えているということで、学校に行かせることに不安がある保護者の方も多いと思います。
羽生市としては現在、分散登校やオンラインなどは行っておらず、各学校の実情に応じて時短などの対応をとる形となっています。
▶︎夏季休業期間終了後の羽生市立小・中学校の対応について | 羽生市
市内でも学校関係者の陽性が確認され、学級閉鎖などになっている学校があると聞いていますし、休校やオンライン、分散登校を望む声があることは当然だと思います。
しかし家庭によって、状況や置かれている環境に大きな差があることも事実です。
本日の埼玉新聞によりますと、県内で臨時休校しているのは10自治体、分散登校や短縮授業は20パーセントということです。
羽生市で陽性と確認された方は累計418名(9月8日夕方時点)で、埼玉県40市の中で1番少ないという状況です。
例えば羽生市で一律オンラインという形をとると、低学年は保護者がついていなければ難しいし、分散登校の場合は保護者の仕事のお休みの都合がつきずらい、ということがあります。
各学校に応じての対応となりますので、どんな学習支援や協力体制が必要なのか、ぜひ学校ともしっかり連絡を取り合うことが大切ですし、保護者としてご意見を学校に伝えることも必要だと思います。
また感染を不安に感じての欠席は、出席停止扱いとなりますので、各ご家庭のご判断が大切ですし、同時に、お子さんと現在の状況についてお話しをして、陽性と確認された方が回復されたとき、みんなで支えていける環境を作っていくこと、また学校としっかり協力できる体制を整えていくことに、いまだからこそ取り組んでいくことも重要です。
お互い協力しあって、思い合いながら過ごしていけるよう、私も議員としてなるたけ情報共有に努めていきたいと思います。
ご意見、ご不安などありましたら、ご連絡くださいね。
齋藤万紀子 makikosaito@outlook.jp