2月に入り、羽生市でも連日多くの陽性者が報告されています。羽生市議会や市役所内でも陽性者が確認されており、1日も早いご回復をお祈りするとともに、状況に応じた措置の必要性を感じています。
埼玉県内でも、多くの自治体の施設や学校で閉鎖や利用中止の措置がとられています。羽生市内の小中学校でも学級閉鎖等となっている学校もあり、保護者の方から不安の声などを伺っていますので、教育委員会に確認したことをご報告していきます。市内の学校の対応は基本的に、文部科学省が出している「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン」に沿った形となっております。
▶︎新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン:文部科学省
◯ 学級閉鎖・学校閉鎖の決定
児童・生徒・その家族等に陽性者が確認され、校長先生が学級閉鎖、学校閉鎖等を視野に入れた場合、まず学校医とPTA会長に相談、了解を得た場合、教育委員会に連絡し、最終的に教育委員会の判断で閉鎖等決定するとのことです。
◯ 休校等の判断
〈学級閉鎖〉複数(2名以上)の児童生徒が陽性と確認された場合
〈学年閉鎖〉学級閉鎖の状態が同じ学年で複数確認された場合
〈学校閉鎖〉学年閉鎖の状態が複数の学年で確認された場合
となっています。しかし陽性者が拡大している現在、閉鎖は必要な範囲にとどめることを前提としながら、学校の実情に応じた対応をとっているということです。
◯ 子どもたちの居場所確保
兄弟姉妹がお休みの場合、学童等の利用を控えるよう連絡があると思います。その場合の子どもたちの居場所確保については、各学校の判断となっているそうです。学校の実情や施設等を考慮してとのことですが、どうしても預け先等が見つからない場合、どうぞ学校にご相談くださいね。
◯ 学習指導に関して
休校となった場合オンライン学習等も行われていますが、学習に関して不安の声をいただいています。文科省では、もし今年度中に学習指導要領の内容が終わらなかった場合は、無理に今年度中に終わらせるのではなく、来年度(4月以降)にしっかり履修することとしています。羽生市でも、春休みを短縮して授業を行う予定などはなく、文科省の方針に沿って学習指導を行なっていくということです。
文科省のガイドラインは「持続的に児童生徒等の教育を受ける権利を保障していくため,学校における感染およびその拡大のリスクを可能な限り低減した 上で,学校運営を継続していく必要」を明記しており、もちろん羽生市でもそのための対応をとっています。
学級閉鎖や分散登校、オンライン授業、授業短縮など、色々心配なこともあると思いますが、何かご不安等ありましたら、お気軽にご連絡ください。
齋藤万紀子 makikosaito@outlook.jp
また休業中の支援等に関してはこちらをご確認くださいね。