さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

「平和のための戦争展」に行ってきました

こんにちは、羽生市議会議員のさいとう万紀子です。今日は中央公民館で開催された「平和のための羽生戦争展」に行ってきました。

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8月6日が広島原爆の日、9日が長崎原爆の日、そして15日が終戦の日と、8月は戦争について考える機会が多くなる季節です。また2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻に関しても、未だ連日辛いニュースが続いています。

平和ってどういうものなのか、日本にいると説明することが難しいし、この日常が「当たり前」だと思ってしまうけど、戦争の恐ろしさや悲惨さを感じる経験を少しでもしてほしくて、今日は小2と小5の子どもたちも一緒にこの「戦争展」に行ってきました。

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様々な戦争に関連する資料や、被爆者の証言を基に高校生が描いた絵などが展示され、非戦ユニット『ピーストレイン』の皆さんによる朗読劇に引き込まれました。子どもたちは何を感じたでしょうか。

また、現在のウクライナとロシアについて歴史的な背景を知り、どうしたら今のような状態が終結するのか、についてもみんなで考えました。けれど知れば知るほど、ウクライナにもロシアにもそれぞれの歴史があり、正義があり、戦争を話し合いで解決することは本当に困難である、ということを痛感しました。

なにより「戦争を起こさない」ことが重要です。

戦争が起きたら日本はどうするのか?軍備増強もやむを得ないのでは?と考える人も増え、唯一の被爆国なのに「核兵器を持った方がいいのでは」という声も聞くようになりました。

ケンカでナイフを持つこと、アメリカのように銃で威嚇することは、緊張が高まってケンカをエスカレートさせることに繋がります。ナイフがあるから、銃があるから安心、なんてことはありません。また防衛費をどこまで増やせば絶対的な安全が保証される、ということもあり得ません。

みんな不安な気持ちがあって、だからこそどうしたら戦争を回避できるのか、戦争しないためにはどうしたらいいのか、を一人ひとりが考えることが必要だし、そのために私自身も声を上げなければ、と感じた1日となりました。

「平和のための羽生戦争展実行委員会」の皆さま、どうもありがとうございました!