さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

COP27ドキュメンタリー「気候危機が叫ぶ」

こんにちは、羽生市議会議員はにゅう市民ネットのさいとう万紀子です。昨晩は、「気候危機地方議員の会」が主催のオンライン企画【COP27ドキュメンタリー「気候危機が叫ぶ」上映と共同監督トーク】に参加しました!

▶︎賛同呼びかけ - cedgiin ページ!(「気候危機地方議員の会」ホームページ)

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COP27とは「気候変動枠組条約締約国会議」の第27回目、のことで、昨年11月にエジプトで2週間に渡り開催され、その様子は日本でも新聞やテレビ等で報道されました。

▶︎COP27 脱炭素社会の行方|NHK NEWS WEB

このCOPには、世界197の国や機関が参加しているのですが、各国の首相や大臣、研究者や企業、そしてNGOが集う中、環境活動を行う日本の大学生たちがエジプトへ向かい、COP27に参加した記録が〈ドキュメンタリー「気候危機が叫ぶ」〉です。

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▶︎【chapter 1】 「これまでの これからのCOP」 [COP27ドキュメンタリー] 気候危機が叫ぶ Recording The People Voice - YouTube

COP27に参加し、このドキュメンタリー「気候危機が叫ぶ」の共同監督である中村涼夏さんと山本大貴さんは、2人とも現役大学生であり、気候危機を記憶する発信型ムーブメント「record1.5」の代表も務めています。(渡航費等はクラウドファンディングで賄ったそうです)

▶︎record1.5

昨日はこの2人のトークも交えながら、全国の地方議員含めた、たくさんの方と一緒にこのドキュメンタリーを鑑賞したのですが…!!まずはぜひ、この動画を見てほしい、ほんの5分程度です!

▶︎【chapter 1】 「これまでの これからのCOP」 [COP27ドキュメンタリー] 気候危機が叫ぶ Recording The People Voice - YouTube

昨晩はオンラインの画面を通してですが、私はリアルの中村さんと山本さんに会って、COPに参加する中で、まだ大学生の2人が日本という「気候危機問題に関して二酸化炭素を大量排出している加害の国」に住んでいるという葛藤や、若者の間でも分かり合えない溝がある中で、それでも待ったなしの気候危機に対してなにかしなくてはいけない、声をあげなければいけない、という思いで行動していること、記録を残している思いなどを聞かせてもらいました。

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ドキュメンタリーの中では、世界中で化石燃料の段階的廃止を進める中、いまだに日本では石炭の利用を政策的に続けていること、同時にアフリカ諸国など、既に気候変動の大きな影響を受けているグローバルサウスの国で(写真はウガンダの方)、日本の銀行が巨大化石燃料事業のパイプラインへの融資を続ていることなど、「世界から見た日本の姿」も記録されています。

▶︎【chapter 4】 「声:叫び」 [COP27ドキュメンタリー] 気候危機が叫ぶ Recording The People Voice - YouTube

動画は無料で公開されているので、ぜひ多くの方に見てほしい!

でも見たからって、もちろん今すぐ気候危機に対して何かできるかっていうと難しいですよね😂(私もこうやって書くことしかできない!)

やっぱり本来は、国が政策的に大きな構造を変えて取り組んでいく必要があると思うし、そうでなければ世界の平均気温を1.5度未満に抑える、というパリ協定の目標達成はとてもとても困難です。

でもだからこそ、やっぱり私たち一人ひとりが「温暖化やばい」「気候危機はすぐそこにある」ということをしっかり認識することや、国や市町村の政策に関心を持つことがすごく大切です!

若者に任せきりにするのではなく、まずは温暖化や気候危機という言葉に敏感になること。そしてそれは自分のことなんだ、ということを再確認しなくてはいけないと、強く感じたドキュメンタリー「気候危機が叫ぶ」の上映会でした。

#気候危機が叫ぶ #温暖化 #record1.5 #FFF  #COP27 #気候危機  #声をあげよう