パレスチナ自治区のガザで、イスラエルとイスラム組織ハマスの大規模武力衝突が始まってから、今日10/7で1年となります。
この「わくわくまちづくり」のブログは、羽生市のことやイベント情報など、基本的に明るい気持ちになってもらえるような内容を心掛けていますが、今日はどうしても現在の中東情勢について、またこれからについて書かなければ、と強く思っています。
ガザの衝突から1年、ここ数週間のあいだに イスラエル軍はレバノンへ地上侵攻を始め、中東広域への紛争拡大も懸念されています。
いやこれ……、中東情勢については新聞やテレビで毎日伝えられていて、拡大する被害をこれでもかと耳にしてるけど、本当にどうなってしまうんだろう。この状況が当たり前になってしまうのが本当に恐ろしいし、パレスチナやレバノンの子どもたちが亡くなっていくことに対して、自分の感覚が麻痺していってしまうことも心から恐怖です。
この紛争が、世界各地に飛び火しないとは誰も言い切れないし、平和を維持していくこと、維持できることは当然ではないことを、改めて考えなくてはいけないと強く思います。
「戦争は外交の敗北」とも、「戦争は他の手段をもってする政治の延長」とも言われますが、少なからず私は暴力を選択することはしたくないし、子どもたちや弱い立場の人たちが多く犠牲になることについて、強く反対の立場をとりたい。
同時に、この破壊と暴力の状況が「絶対に当たり前ではない」ということを、たくさんの人と共有できるよう、記します。
2024.10.7 齋藤万紀子
