さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

「みんなでつくるみんなの学校」講演会 2

こんにちは、さいとうです!

日が出ないと寒いですね💦

まだまだ三寒四温、みなさま体調にお気をつけくださいね^ ^

さて、今日は大阪にある大空小学校の元校長、

木村泰子先生の講演会を聞いて、その2です(^o^)/

昨日はなぜ大空小学校には不登校の子かいないのか、で終わりました。

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ちなみに木村先生は不登校を否定してるわけでなく、

講演会では「多様な学びプロジェクト」の紹介もありました。

家以外で気軽に立ち寄れる場をつくる事業です。

https://www.tayounamanabi.com/

学校に行けなくなり大空小学校に転校してきた子たちにとって、

前の学校は「牢獄」であり「刑務所」だったそうです。

自分の話したいときに話せない

自分の意思で外に出られない

自分の動きたいときに動けない

確かに刑務所と同じと言えなくもありません(^^;)

でもそれが普通の学校ですよね?

では、じゃあ普通ってなに?と問われると

それぞれの価値観によって「ふつう」って違うんですよね。

学校の普通って、

先生の言うことを聞くこととか、

みんなと一緒のことをするとか、

平均、とか文科省の決めたルール、

とかそういうことですよね。

授業中立ってしまう子はなぜ立ってしまうのか。

みんなと同じことを出来ないだけで

発達障害」と診断して

その子のために、他の子のためにと

分断してしまっているのが今の学校です。

長らく子どもと接してこられた木村先生は

そのことでみんなの学びや学力、経験を奪っていると警鐘を鳴らします。

全国に不登校の小、中学生は約15万人。

そしてこの不登校ですが、

青少年だけの問題ではありません。

61.3万人。

これは中高年(40〜64歳)の引きこもり人数の推計だそうです。

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10年、20年先の未来をつくる子どもたちです。

学校で作られた「普通」や「当たり前」

をこれまでのように押し付けていると

大変なことになるなと思います。

不登校の問題は、不登校の子の問題ではなく、

周りの子や学校、地域が変わっていかなければいけない問題だと思います。

自分で考え、どこをどう変えようかと思った人が行動することによって、

学校も変わる!と木村先生がおっしゃってました。

(ちなみに先日東大で木村先生を招いたシンポジウムもあり、文科省もみんなの学校を推進するとのことでした!)

ぜひ、みんなでつくるみんなの学校、

羽生にも作っていきましょう(≧∀≦)!!


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