さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

本会議2日目〜一般質問してきました その1〜

こんにちは、さいとう万紀子です。

今日は本会議2日目、私を含めた4人の議員の一般質問がありました。

これまで何度も学童の視察についてや本の紹介などもブログに記してきましたが、

羽生市学童保育について、私自身様々な相談やお話をママ達から受けており、

保護者が安心して預けられるための学童運営方針の策定が必要ではないのか、との思いから

今日の一般質問に至りました。

(質問の結果、市民福祉部長から運営方針を策定するとの答弁をいただきました✨)

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今日はたくさんの方が傍聴に来てくれました😭✨(真ん中がさいとう)

ありがとうございます😭✨✨

ちょっと長いですが今日の学童についての原稿と、

市民福祉部長の答弁を記しますので、

ぜひ現在の学童の状況を確認する意味でもお読みください(^^)

以下今日の原稿です

 

通告に基づき質問させていただきます。

夏休みが終わり9月も半ばとなり、新学期に入った羽生市内の子どもたちの生活も少しづつ落ち着いてきたように思います。

長期休暇を迎えるにあたり、保護者にとって子どもたちが昼間過ごす場所については大きな心配事です。特に小学校低学年の子どもの場合、一人で留守番を任せることは難しいので、働く保護者にとって学童保育は本当に欠かせない場所となります。

 

国学童保育連絡協議会によると、小学校低学年では学校で過ごす時間(年間約1220H)より長い時間(約1630H)を学童で過ごしているという調査があります。もともと学童保育とは、保護者が就労などによって昼間家庭にいない小学生を対象にして、学校課業日の放課後と、土曜日や春・夏・冬休みなどの長期休業日の子どもの生活を保障する事業です。また児童福祉法第6条の3第2項には、「適切な遊びおよび生活の場を与えその健全な育成を図る」と定められています。

 

現在羽生市には6か所の公立学童と3か所の民間学堂があり、2019年4月の時点で531人の児童が入所していて、かつ夏休みの間は2割ほど増えるとのことでした。利用児童は年々増えており、これは全国的にみても同じことが言えます。また3年前に川俣小学校内に学童が設置されたところ、ぐんと利用児童が増えたということで、それまでは北小学校学童まで行くのを諦めていた潜在的なニーズが表面化したとも言えます。

 

長期学校休業日の場合、児童によっては朝7時半から夕方6時半まで学童で過ごすことになり、「生活の場」として学童の環境を整える必要があります。安全・衛生の確保はもとより、年齢の異なる活動的な子どもたちがともに過ごす場所であり、時には横になってのんびりと過ごせることも大切だと思います。また戸外の環境の充実についても考えなくてはならないと思います。

 

学童保育に通う子供は一人一人年齢や発達段階、家庭環境や生活環境が異なっていますし、興味や関心も様々です。学童指導員とは、子どもが学童保育での生活をスムーズに送れるよう、また充実した生活が送れるよう支え援助する専門性が必要な仕事です。そしてなによりも、子どもたちが安心安全に学童で過ごすために、しっかりと指導員の配置をすることが行政に求められています。さいたま市では条例で独自の配置基準を設けており、安全性を担保しています。また子どもが学童保育を「安心できる毎日の生活の場」と認識し、サポートするのが指導員の役割であるということを、運営主体が違っていても行政がしっかりと確認し、自己評価シートなど具体的な項目指標に基づいて振り返り、組織的に質の向上を図ることも大切だと思います。

また保護者にも定期的にアンケートなどを実施することで、学童、保護者、指導員、そして子どもを含め、よりよい環境作りにつながるのではないでしょうか。

学童保育に求められる水準と指導員の役割や指導内容について、社会的な理解がまだまだ不十分で、市としてこうした根本的な問題の改善に取り組むことが必要だと考えます。

 

また忘れてはいけないのが学校との連携です。先日市内の学童に視察に行った際、「今年の夏も大変暑く外遊びができず大変だったけれど、体育館を利用することができたので身体を十分に動かせたことは子どもたちの気持ちの安定につながりました」という話を複数の指導員の方から聞きました。と同時に、学校と学童で全く連絡がとれておらず、体調の悪い子どについての連絡もなく困ったことが何度もあった、と話されている方もいました。つまり学童によって学校との連絡体制や協力体制に差があるということです。学童については厚生労働省、学校に関しては文部科学省と管轄は違いますか、子どもの環境を第一に考えたとき、その連携は必須であり、2015年に厚生労働省から出された「放課後児童クラブ運営指針」によると、「学校等の関係機関と連携することにより、子どもの生活の基盤である家庭での養育を支援することも必要である」と示されています。

 

以上の点を踏まえ質問いたします。

1、 保護者が安心して預けられるための羽生市学童の運営方針(ガイドライン)策定が必要と考えるが、市の見解は
2、学童と学校の連携について
 

以上原稿終わり

長いのを読んでもらってありがとうございます😊✨✨

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ちなみにこの原稿は、自分で印刷して傍聴に来てくれた方に資料として配布しました!

さて、この質問に対して

→(市民福祉部長)1、学童の質の向上を目指すためにも運営方針(ガイドライン)策定が必要と思う。子どもの最善の利益のため、指導員についても共通認識を持たせるため、研修などを行っていく。

ガイドラインには学校、教育委員会だけでなく保護者や子ども、指導員の声も反映させていく

→(市民福祉部長)2、学童と学校の連携について現在の状況を確認し、密に連絡が取れるようやっていく

 

とのことでした❗️

ぜひ子どもたちの為の環境が整い、保護者が安心して預けられる学童になればと思います。

アンケートなども実施される予定ですので、 

ぜひご協力お願いいたします🙇✨

明日は今日書ききれなかった質問について書いていきますね(^o^)/


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