さいとう万紀子と羽生市わくわくまちづくり

埼玉県羽生市議会議員のさいとう万紀子のブログ。日々の様子やまちづくり活動を報告しています。

新潟視察 その2 スマートウェルネスとは?

こんにちは、さいとう万紀子です。

常任委員会での視察2日目は、新潟県見附(みつけ)市です。

見附市は人口約4万人、新潟県のほぼ中央に位置し、

約10年ほど前から「スマートウェルネスシティ」の構築を目指し全国で注目されているまちですが…

スマートウェルネスってなんぞや⁉️

というところから、見附市役所の方に説明していただきました。

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体の健康だけでなく、人々が生きがいを感じ安心して豊かな生活を送れる状態を「健幸(けんこう)=ウェルネス」と呼び健幸を中核に据えたまちづくりを推進している、

ということなんですが、

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食生活の改善や運動などの健康施策と、まちづくりを組み合わせているのが「スマートウェルネス」。

とにかく色んな仕組みがあって、例えばみんなが社会参加(外出)できる場づくり。

ハード面では交流拠点となるセンターやギャラリーを作ったり、

ソフト面ではサークルや社会貢献となるボランティアを組織したり。

歩きたくなる快適な歩行空間を整備のための、見やすい標識やベンチなど真似しやすいアイデアから、

過度な車依存を脱却するためのコミュニティバスやデマンドタクシーなと公共交通再整備まで🚌❗️

羽生市も今後を見据えとても参考になるものでした(^^)

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その中でも特に驚いたのが、この「地域コミュニティ」の構築❗️

見附市を11の地域に分け(羽生市でも町内会より大きめの、井泉とか村君とか新郷とか川俣という感じ)、

それぞれ住民が「どんなコミュニティにしたいか」から話し合い、

1年半かけて設立されたそれぞれの地域コミュニティ。

このコミュニティには市から活動費として毎年23万円交付され、それぞれが自由に使えるとのこと。

例えば防災力アップのための活動をする、老人会で子ども見守り活動をする、子ども会を盛り上げるためのパーティをする、

などなど交付された資金で自分たちの活動を実現し、豊かにコミュニティにしていくそうです。

一般的な自治会だと、どうしても年配の男性に任せがちですが、

見附市のコミュニティでは子育て世代のママたちも多く参加しているとのことで、

「住民参加のまちづくり」という面でもとても参考になった2日間となりました!

最後に、今回の1泊2日の委員会視察にあたり、色々協力してくれた夫や子どもたち、実家の両親に感謝を述べ、

視察の報告と致しますm(_ _)m

どうもありがとうございました✨